SSブログ

ファイルサーバ再構築4 [linux]

暑いですね。3連休です。ようやく自分の時間が持てそうです。
ということで、今日は、ファイルサーバ構築ネタです。

ファイルサーバということで、常時運転をします。そのため、電気代が高くなるのは問題です。今回構築したファイルサーバは、ATOMという消費電力の少ないCPUですので、かなり期待ができます。
とはいえ、システム全体の消費電力が抑えられないと話になりません。なので、最終的にコンセント部分でどれだけの消費電力を計ってみました。
どれくらいの電力低下になるのかを、前システムとの違いも見てみます。

tester.jpg
計測にはクランプメータを使いました。よく消費電力を計るツールとして、ワットチェッカーなるモノががありますが、クランプメータの方が汎用性があってよいです。
これは安物なので、直流電流は計れませんが、交流電流が計れます。電流が計ることによって、電力も分かります。というか、家庭に流れている電圧は一定なので、使っている電流量さえわかれば、電力消費の増減も分かります。(中学の科学でも習うから分かりますよね?)
クランプメータのよいところは、家のブレーカーのある配電盤で使えば、家全体の電流が計れるので、新しい家電を買った後に計ると違いが分かって、結構、おもしろいです。

powercodebytest.jpg
クランプメータを利用する場合、プラス側かマイナス側のコード一本で計る必要があります(交流なので、プラスマイナスという表現はおかしいですが)。クランプメーターの測定する仕組みと電気の仕組みを考えれば分かると思います。
そのためには、電源コードを改造しなければなりません。被覆を剥いて、それぞれのコードをむき出しにします。尚、これは測定用に使っています。普段使う場合は、ちゃんとしたコードを使いましょう。これをやる場合は、自己責任でやってください。何があっても、自分は責任を持ちませんので、あしからず。

after_PC_A.jpg
で、測定した結果、0.30A〜0.40Aの間で変動します。アイドル状態でも、0.30Aぐらいでした。電力にすると、約30W〜40Wになると思います。まぁ、ネット上の情報通りという感じです。最近は、HDDもかなり省電力になっています。日立のサイトによると、アイドルで4.4Wらしいので、2台積んでいるので、約9.5WはHDDで消費されているので、M/B(とちょっとした周辺機器)だけで、20W〜30Wの消費電力になるわけです。
アイドル状態での消費電力が変わらないのが気になりますが、これだけのパフォーマンスで、この電力はかなりよいのではないかと思います。


ちなみに、以前のシステムも計ってあります。AthlonXP3400というCPUで、M/BはASUS A7N8X、HDDは3台、DVDドライブが付いていました。OSはDedian(Lenny)と変わりません。

before_PC_A.jpg
1Aを越えていました。100W電球と同じぐらいの消費電力です。

before_PC_A_standby.jpg
アイドル状態でも計ってみました。それでも、0.6Aの電流が流れています。
一度、常時運転していたのですが、電気代が跳ね上がっていたので、止めました。

というわけで、新しいファイルサーバは、アイドル約30Wぐらいなので、1か月で、450円ぐらいですかね。常時運転してもよいかな?(エコではないけど)
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0