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火星大接近 [写真]

先日、会社帰りに月を見たら、隣にあまり見かけない星が輝いていました。

家につくと、星大接近とか話をしてていて、調べると、2年ぶりの大接近だとか。

EOS70D_100_5710.jpg
早速、撮影してみました。まずは、火星にAEロックして、カメラまかせの絞り優先(F9.0、5秒、ISO1600)で撮影してみました。案の定、月がまぶしすぎです。フレアの他に、ゴーストまでもが出ています。これはこれで良いんですが、月がレンズ(?多分フィルタ)に映り込んでいるのが、いただけないです。

EOS70D_100_5716.jpg
月にマニュアルで露出を合わせ、(今回はF10、1/20秒、ISO100)で撮ってみました。LightRoomでの現像時は、ギリギリ見えていた火星ですが、PCによっては見えないようです。
(この投稿はお遊び用PCのLINUX上から投稿しているのですが、このマシンからは拡大表示してかろうじて見える程度。飯山の安いモニタを使っているせいですかね。)

EOS70D_100_5723.jpg
念の為、シャッタースピードを落として撮影したものがこれです(F10、1.6秒、ISO100)。これだと月の模様は表示できないですが、これがちょうど良い感じですね。

これ以上は、HDRとか特殊撮影するか、加工しないと無理っぽいです。HDRって、見えないものが見えるようになって良いんですが、写真という領域でなく、絵の領域になるのでは?と思っているので、撮影では使ったことが無いです。まっ、写真のレタッチと同じで、きっちり線引きできないと思うので、個人の主観になってしまいますね。

ちなみに、自分はレタッチは悪と思っていません。ネット上でも色々議論はあるようですが、どこまでがレタッチなのか、画像加工なのかの線引きはできないと思う。

無いものを貼り付ける行為は画像加工だと思うが、レンズの補正(DLOなどで)をかけて、輪郭をシャープにするようなものは補正(レタッチ)になると思う。でも、DLOをいじりだすと、元の画像から違う物になるときがある。こうなると、画像加工だと思う。
補正やレタッチも広義の意味では画像加工ですが、明確な線引きはできず、個人の主観になったりする。更に、「アート」という要素が入ると、また変わってくるとも思う。

先日、世間を騒がした小保方さんの論文もそうなのでは?論文の良し悪しはわからないですが、科学論文が個人の主観で判断された物を使っている点が問題だと思っている。捏造は言い過ぎな気がしないでもないが、前述の線引きの話になると思う。

話が外れましたが、はっきり言えることは、レタッチなしで作品を完成できる方が良い。その方が、カメラという道具を操れているという自己満足を達成できると思う。

例えば、人物撮影で、逆光気味で暗くなった顔部分を、Lightroomでシャドウを持ち上げて現像した写真を眺めるのと、撮影時にスピードライトのハイスピードシンクロを設定し、さらに露出調整をして、顔を見えるように撮影して、Lightroomでは何もせずに現像した写真を眺めるのでは、後者の方がカメラマンとしての満足感が得られると思う。

まぁ、趣味なので自己満足でよい。こうやって、自分の駄作が生まれていくのであった・・・。笑)

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