EOS R6でAPS-Cレンズは使えるか? [写真]
夜間勤務なので、また変な時間に記事を更新してます。
先日購入したEOS R6で、APS-C(EF-S)レンズが使えるのかが、気になっています。
当然、レンズをはめて使えるのは分かっているんですが、本当に使えるのか?という点で、気になっています。
EF-Sレンズにも銘玉はあるわけで、気になる人は多いはず。
手っ取り早く、家のベランダでレンズを付け替えて比較してみました。
なので、今回の記事は、カメラの実験なので、興味のない人は読み飛ばしてください。
本来ならば、室内でカメラを三脚に乗せて、適当な被写体で光源を変えず、撮影して比較するのが良いんですが、そんな時間もないので、まずは、気軽に機材把握する感じでしてみました。
今回は、EOS M6とEOS R6で比較してみます。持ってるカメラはこれしかないですからね。
EOS R6は1.6倍クロップして撮影し、M6で撮影したものと比較し、使えるか判断します。
今回試すレンズは、APS-C専用レンズのSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMと、フルサイズ用の撒餌レンズEF 50mm F1.8 STMです。(珍しく、背景に気をつかいました。模造紙を敷いただけですが、撮影ブース欲しいですね。)
EOS M6 + EF 50mm F1.8 STM。これが比較の基準になりますかね。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM。かれこれ、6年使ってますね。
EOS R6 + EF 50mm F1.8 STM。付けた感じは、これが一番バランスが良いですね。
EOS R6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM。APS-C専用レンズですが、フルサイズボディに付けてもでかいですね。
ちなみに、各カメラの画素数は以下の通りです。
・EOS M6 :
約2420万画素
・EOS R6:
約2010万画素
・EOS R6 1.6倍クロップ時:
約770万画素
フルサイズの方が画素数少ないってどういこっちゃって思いますが、その分、センサー感度が良いのでしょう。
1.6倍クロップ時の画素数が少なく、お寒いスペックになっているのが気になるところ。
また、今回の比較では、遠景で画角の感覚と、近距離で撮影してボケ感を体感できるようにします。
色々面倒なので、絞りはすべて開放にします。フィルター類もなしです。
RAWで撮影して、現像はCanon付属のDPPでやります。リサイズだけして、何もレタッチしません。
ちなみに、Adobe LightroomはR6のRAWは読み込めるんですが、まだR6のプロファイルがなくて、キレイに現像できないんですよねぇ。もう1年経つけどまだリリースされないんですかね。調べると、ネットで色々な憶測が流れていますね。
さて、まずはフルサイズ向けレンズのEF 50mm F1.8 STMで比較してみます。
EOS M6 + EF 50mm F1.8 STM の遠景。当然、フルに比べて、1.6倍の画角。解像感がない・・・。リファレンスモデルのレンズとしては、ちょっとチープでしたね。
EOS R6(フル) + EF 50mm F1.8 STM の遠景。やっぱり、遠くなりますね。と、こっちの画角が普通なのですね。
EOS M6 + EF 50mm F1.8 STM の近景。やっぱり、このレンズは絞らないと、かっちりしませんね。
EOS R6(フル) + EF 50mm F1.8 STM の近景。
R6の1.6倍クロップは撮り忘れました。単純に1.6倍に写るだけですので、割愛します。
(他の画像で確認しても、そんな感じです。)
M6とR6の色味が違いますね。単純にボディの癖なのか・・・。
ちなみに、色空間がR6はAdobe RGBに設定しているんですが、M6はsRGBになっているようです。
M6の設定に色空間を設定できないんですよね・・・。
RAWで撮影したので、色空間とか関係ないんはずなんだけど、なんとなく、M6は撮影スタイルがRAWにも反映されている気がして、変だなぁ、とは思っていたんですが・・・。
まぁ、今回は画角や画質を確認するのが目的なので、これは、おいおい解明していきましょう。
次に、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMがありますので、これで比較してみます。
ワイド端とテレ端の違いも見てみます。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離18mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離18mm。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離18mm。EOS R6のフルで撮影すると、画像周辺がケラレますね。レンズフードを付けているので、こんな感じでケラレます。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離18mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離18mm。これはカメラの撮影位置を間違ったかな?ボケ具合が悪い。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離18mm。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離35mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離35mm。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離35mm。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離35mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離35mm。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離35mm。
R6のマニュアルには、EF-Sレンズを付けると自動で1.6倍クロップになると書いてあります。これはキャノン純正の場合で、サードベンダー製のAPS-Cレンズは自動で切り替わらないようです。
少なくとも18mmのAPS-Cレンズは1.6倍クロップしないと使えないですね。
驚愕すべきは、SIGMA 18-35mmの解像感の凄さですね。絞り解放でこれだけキレキレで、このボケ方だと、1.6倍クロップしてでも使いたくなりますね。
また、「フルサイズは良くボケる。」って聞くが、これはあまり感じないですね。そりゃそうですよねぇ。
R6の場合は、センサー受光部の範囲を限定して情報を取り出していると思われるので、トリミングと同じなのかと思います。
なので、ボケ具合は関係ないですよね。写る範囲が広いので、よりボケるよう見えるだけかと。
結論としては、1.6倍クロップしても画質低下はないです。等倍表示しても違いが分からないですね。まぁ、当たり前と言えば当たり前です。
影響があるのは、大きく引き伸ばす場合ですね。1.6倍クロップ画像では、A3サイズは難しいかと。A4サイズでも怪しい。
まっ、ブログに掲載する解像度だったら、EOS R6 の1.6倍クロップしても影響がない感じです。
それで、画像を見てもらう通り、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの映りが全然違うわけです。神レンズと言われる所以ですね。しばらく、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの1.6倍クロップをメインで使っても良いかもしれません。
かなーり、EOS R6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMについて、さらにさらに映りが気になったので、近所の公園に持ち出して、試し撮りしてみたので、次回をお楽しみに。
先日購入したEOS R6で、APS-C(EF-S)レンズが使えるのかが、気になっています。
当然、レンズをはめて使えるのは分かっているんですが、本当に使えるのか?という点で、気になっています。
EF-Sレンズにも銘玉はあるわけで、気になる人は多いはず。
手っ取り早く、家のベランダでレンズを付け替えて比較してみました。
なので、今回の記事は、カメラの実験なので、興味のない人は読み飛ばしてください。
本来ならば、室内でカメラを三脚に乗せて、適当な被写体で光源を変えず、撮影して比較するのが良いんですが、そんな時間もないので、まずは、気軽に機材把握する感じでしてみました。
今回は、EOS M6とEOS R6で比較してみます。持ってるカメラはこれしかないですからね。
EOS R6は1.6倍クロップして撮影し、M6で撮影したものと比較し、使えるか判断します。
今回試すレンズは、APS-C専用レンズのSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMと、フルサイズ用の撒餌レンズEF 50mm F1.8 STMです。(珍しく、背景に気をつかいました。模造紙を敷いただけですが、撮影ブース欲しいですね。)
EOS M6 + EF 50mm F1.8 STM。これが比較の基準になりますかね。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM。かれこれ、6年使ってますね。
EOS R6 + EF 50mm F1.8 STM。付けた感じは、これが一番バランスが良いですね。
EOS R6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM。APS-C専用レンズですが、フルサイズボディに付けてもでかいですね。
ちなみに、各カメラの画素数は以下の通りです。
・EOS M6 :
約2420万画素
・EOS R6:
約2010万画素
・EOS R6 1.6倍クロップ時:
約770万画素
フルサイズの方が画素数少ないってどういこっちゃって思いますが、その分、センサー感度が良いのでしょう。
1.6倍クロップ時の画素数が少なく、お寒いスペックになっているのが気になるところ。
また、今回の比較では、遠景で画角の感覚と、近距離で撮影してボケ感を体感できるようにします。
色々面倒なので、絞りはすべて開放にします。フィルター類もなしです。
RAWで撮影して、現像はCanon付属のDPPでやります。リサイズだけして、何もレタッチしません。
ちなみに、Adobe LightroomはR6のRAWは読み込めるんですが、まだR6のプロファイルがなくて、キレイに現像できないんですよねぇ。もう1年経つけどまだリリースされないんですかね。調べると、ネットで色々な憶測が流れていますね。
さて、まずはフルサイズ向けレンズのEF 50mm F1.8 STMで比較してみます。
EOS M6 + EF 50mm F1.8 STM の遠景。当然、フルに比べて、1.6倍の画角。解像感がない・・・。リファレンスモデルのレンズとしては、ちょっとチープでしたね。
EOS R6(フル) + EF 50mm F1.8 STM の遠景。やっぱり、遠くなりますね。と、こっちの画角が普通なのですね。
EOS M6 + EF 50mm F1.8 STM の近景。やっぱり、このレンズは絞らないと、かっちりしませんね。
EOS R6(フル) + EF 50mm F1.8 STM の近景。
R6の1.6倍クロップは撮り忘れました。単純に1.6倍に写るだけですので、割愛します。
(他の画像で確認しても、そんな感じです。)
M6とR6の色味が違いますね。単純にボディの癖なのか・・・。
ちなみに、色空間がR6はAdobe RGBに設定しているんですが、M6はsRGBになっているようです。
M6の設定に色空間を設定できないんですよね・・・。
RAWで撮影したので、色空間とか関係ないんはずなんだけど、なんとなく、M6は撮影スタイルがRAWにも反映されている気がして、変だなぁ、とは思っていたんですが・・・。
まぁ、今回は画角や画質を確認するのが目的なので、これは、おいおい解明していきましょう。
次に、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMがありますので、これで比較してみます。
ワイド端とテレ端の違いも見てみます。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離18mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離18mm。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離18mm。EOS R6のフルで撮影すると、画像周辺がケラレますね。レンズフードを付けているので、こんな感じでケラレます。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離18mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離18mm。これはカメラの撮影位置を間違ったかな?ボケ具合が悪い。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離18mm。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離35mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離35mm。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの遠景。焦点距離35mm。
EOS M6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離35mm。
EOS R6(1.6倍クロップ) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離35mm。
EOS R6(フル) + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの近景。焦点距離35mm。
R6のマニュアルには、EF-Sレンズを付けると自動で1.6倍クロップになると書いてあります。これはキャノン純正の場合で、サードベンダー製のAPS-Cレンズは自動で切り替わらないようです。
少なくとも18mmのAPS-Cレンズは1.6倍クロップしないと使えないですね。
驚愕すべきは、SIGMA 18-35mmの解像感の凄さですね。絞り解放でこれだけキレキレで、このボケ方だと、1.6倍クロップしてでも使いたくなりますね。
また、「フルサイズは良くボケる。」って聞くが、これはあまり感じないですね。そりゃそうですよねぇ。
R6の場合は、センサー受光部の範囲を限定して情報を取り出していると思われるので、トリミングと同じなのかと思います。
なので、ボケ具合は関係ないですよね。写る範囲が広いので、よりボケるよう見えるだけかと。
結論としては、1.6倍クロップしても画質低下はないです。等倍表示しても違いが分からないですね。まぁ、当たり前と言えば当たり前です。
影響があるのは、大きく引き伸ばす場合ですね。1.6倍クロップ画像では、A3サイズは難しいかと。A4サイズでも怪しい。
まっ、ブログに掲載する解像度だったら、EOS R6 の1.6倍クロップしても影響がない感じです。
それで、画像を見てもらう通り、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの映りが全然違うわけです。神レンズと言われる所以ですね。しばらく、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの1.6倍クロップをメインで使っても良いかもしれません。
かなーり、EOS R6 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMについて、さらにさらに映りが気になったので、近所の公園に持ち出して、試し撮りしてみたので、次回をお楽しみに。
記事に関係のないコメントは削除させて頂きました。
by 弐号 (2021-10-13 17:41)
1.6倍クロップで1000万画素を下回ってしまうのは
少しきびしいですね。
by starwars2015 (2021-10-13 20:10)
starwars 2015さん
とあるプリンターメーカーのHP には、700万画素あれば、A3までのプリントに耐える。と、書いてありますね。
解像度にすると、3072×2304なので、ブログやSNSで使う分には問題ないとは思います。
by 弐号 (2021-10-14 09:59)