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ファイルサーバリプレース前編 [linux]

パソコンの凝った記事ですので、興味ない人は読み飛ばしていただいて、構いません。w

家のファイルサーバが壊れたので、そのリプレースの記事です。

なぜか、仕事が忙しい時に限って、家のファイルサーバが壊れるんですね・・・。

このファイルサーバーは、2010年6月に使い始めて、もう12年以上稼働したことになります。
流石に10年以上24時間稼働していれば、搭載コンデンサ等が寿命を迎えますので、昇天してしまっても仕方がないですね。

まずは、マザーボードのリプレースを検討します。

前回のファイルサーバはAT3N7A-IというSoCなCPUを使った、CPUオンボードのMini-ITXフォームファクタなマザーボードを使っています。
CPUはATOMという組込みシステム用モノで、低電力がメリットなプロセッサです。

リプレースするにあたっては、Mini-ITXフォームファクタで、可能限り、低電力なCPUが候補になります。

最近はMini-ITXで省電力CPUを使うマザーボードは少ないのです。
この手の省電力なサーバーは、ラズベリーパイになってきています。
自分も次のファイルサーバはラズパイで組もうとも考えていたところですが、それなりに敷居は高いので、今回もAMD64アーキテクチャなマザーボードで組みます。

検索するとMini-ITXな省電力なマザーボードを検索すると、数件はヒットします。

その中で、ASUS PRIME J4005I-Cというマザーボードを選びました。

2018年に発売開始したマザーボードで、やや古いですが、新しい製品は怪しいメーカーなので、古くても安定なASUS製にしました。高耐久性を謳っているいるのも選択理由です。
Celeron SoC J4005というよくわからないCPUがオンボードされていますが、まぁ、インテル製なので間違いはないでしょう。

その他、10年稼働して老朽化の激しい電源やケースファンも交換します。

パーツ調達は、秋葉に行って、物色したいところでありますが、そんな暇がないのと、こういうレアな商品って売らなくなっているんですよね。近頃の秋葉なパソコンショップは売れ筋しか置いておらず、秋葉に行けばなんでも揃うというのは、20年前の事ですね。しかも、Amazonでも似たような値段で買えます。交通費考えたら通販の方が安いです。

しかし、残念ながら、お目当てのマザーボードはAmazonで在庫なしだったので、価格コムで、最安値なショップから購入。11,000円位でした。今週みたら千円程度値上がりしてましたね。

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ASUS PRIME J4005I-Cを先に発注しました。マイナーなマザーボードなので、ネットではあまりレビューを見かけず、実際にマニュアル等を見て、他の必要品を購入します。(まぁ、マニュアルはダウンロードできるけどね。)

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マザーボードを見てみると、CPUはオンボードされ、ファンレスなCPUクーラーが載っています。
CPUクーラーがファンレスなのは良いが、その分、ケース内温度に気を使うところ。

マザーボードのマニュアルを見ていたら、M.2インタフェースがあってSSDを接続できるようです。
ただ、PCIe Gen 3.0 x2という、3世代前の低スペックなインタフェース・・・。そろそろ、PCIe Gen5が出そうですね。
とはいえ、SATAなHDDよりかは数倍速い訳で、しかも、ファイルサーバとしては、システムディスクをデータディスクと分けることで、HDDの寿命を延ばすことができます。

なので、システムディスク用のM.2 SSDも安ければ購入することにします。Linuxなシステムディスク用途なので、128GBもあれば十分で安価なものがあるはずです。


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その他、メモリ、電源、ケースファンをAmazonで購入し、一通りのパーツが揃ったところ。

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メモリはDDR4-2400 8GBです。2,990円でした。安いですね。上限8GBなので、4GBの2枚刺しの方がよいですが、売っていないんですよね・・・。仕方なく8GBで1枚刺しです。
それで、M.2 SSDは、よくわからない、PASOULというメーカー製です・・・。

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PCIe Gen 3.0 x2のスペックでAmazonを検索してみたら、PASOUL製がヒットし、しかも、256GBで3,030円と破格な値段だったので、ダメ元で追加購入しました。
PCIe Gen 3.0 x2って、ほとんど売っていないんですよね・・・。潤沢なPCIe Gen 3.0 x3で、大手メーカーの安いモノはあるんですが、互換があるとはいえ相性問題があるようなので、インタフェース規格は合わせたかった・・・。
しかし、PASOULってメーカーは非常に怪しい。一応、所在地は日本っぽいですが、代表は中華の方っぽい・・・。

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電源は、SFXフォームファクタになるのだが、Amazonでは、SilverStone製ぐらいしか売っていなかった・・・。これが、9,300円と高かった。ちょっと安いが玄人志向もあるが在庫なし。容量は300Wも要らず、オーバースペックだが、やむをなしで購入。

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ケースリアファンは8cmなので、定番の三洋電機製をチョイス。マザーボードから回転制御できるようなので、PWM対応のファンを購入。

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フロントケースファンは12cmで、排気系がしっかりしたメーカーなので、こちらはサイズ製の安い奴。これもPWM対応。


パーツが揃ったので、組んでいきます。


後編に続く。
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starwars2015

自作PCって、組み上げてから動き出すまでが相性などあり、大変ではないですか?
動画編集用に、今の自作PCをアップデートしようと思っています。
ドスパラのキット買うか、自分で部品を集めるか、迷っています。

by starwars2015 (2023-02-11 23:32) 

弐号

starwars2015さん
相性問題は、規格さえ合えばそれ程起きないですね~。
どっちでも良いと思いますよ。自分でパーツを厳選して組みたいか、さっさと使いたいかですね。
自分でパーツ集めたほうが、安くはできるかと。高くつく場合もありますが。www


by 弐号 (2023-02-12 01:14) 

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