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エアーバンドでアンテナ聞き比べ [アマチュア無線]

先日の入間航空祭で、エアーバンドを聞くため、ロッドアンテナを持って行ったのですが、折れてしまいました。

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胸ポケットに入れて撮影していたら、根本からぽっきり折れてしまいました。一応、付属アンテナも持っていたので全く聞けなかったわけではないのですが、やっぱり感度が悪くて、良く聞き取れなかったんですよねぇ。おかげで、帰投の離陸タイミングとか逃しまくりです。

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ロッドアンテナは安くて良いんですが、曲がらないので、持ち歩いて使うには厳しいです。ホイップアンテナとしては評判のよい、ダイアモンドアンテナのSRH1230(写真下)を購入しました。

やっぱり、感度良いですね。折れたロッドアンテナよりノイズがなく良い印象を受けます。47cmと少々長くて、取り回しが不便ですが、600mmのレンズを持ち歩くよりは何の苦もないです。

それで、入間航空祭前日は嫁実家に泊まったのですが、以前作成した試作2号のアンテナを持っていき、嫁実家で入間基地の無線を聞いていたら、そんなアンテナを使っている娘の旦那を不憫に思ったか、嫁父がこれやるよと、アンテナ3本を貰いました。

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右3本が貰ったアンテナ。嫁父は昔アマチュア無線をやっていて、使わないからと言ってくれました。素晴らしい。

嫁父はトラックドライバーだったので、車載無線用として使っていたようです。ついでにモービル用のリグももらい受けました。こちらは電源を用意すれば、家で使えそうです。暇な時でも試してみようと思いますが、局免の機器登録もしないとなぁ。

貰ったアンテナは、右から Rocket R145 144Mhz 7/8λと書いてあって、1.7mぐらいあります。2m用のアンテナっぽいです。その次は、DIAMOND Antenna NR790と書いてあり、144Mhz/430Mhzのアンテナで、1.2mぐらいあります。その次は、DIAMOND Antenna NR77Bと書いてあり、44Mhz/430Mhzのアンテナで、1mぐらいあります。

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アンテナ側はM型コネクタなので、自分のトランシーバにつなぐには、SMA型への変換アダプタが必要です。

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アマゾンで早速変換コネクタを購入。なぜか、Mオス-SMAメスの変換アダプタだけというのは売っておらず、4タイプのセットが売られていました。それでも900円ぐらいでした。

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変換アダプタを使って接続するとこんな感じ。 Rocket R145もつなげてみましたが、アンテナの方がデカいです。

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それで、手持ちのアンテナを揃えてみました。このアンテナでエアーバンドの聞き比べをしてみました。

左から、
・DIAMOND Antenna SRH805S
 無線機を買った時にチョイチョイ使っていましたが、もはや今では、アンテナコネクタのカバー替わりに使う感じです。やっぱり、この中で一番感度悪いです。羽田空港に行った時に使う感じ。飛んでる飛行機の音声はほぼ聞こえないですね。

・本体付属のアンテナ
 標準品なのに、こんなに感度悪いのか。と思うほど悪い。SRH805Sに毛が生えた程度です。

・DIAMOND Antenna SRH789
 壊れたロッドアンテナ。今回は試せませんでしたが、自作したアンテナとより感度が悪かった。長さ調整していなかったからかな。

・DIAMOND Antenna SRH1230
 今回購入したアンテナ。Amazonで4000円ちょっとと、少しお高い。でも、自作したアンテナよりは、ノイズは少なく、悪くない。

・自作アンテナ
 流石、エアーバンドの周波数に合わせて作ってあるのでよく入る。SRH1230と遜色はないが、ノイズはSRH1230の方が少ない印象を受ける。やっぱり、自作は厳しいかなぁ。でも、材料費は、SRH1230の1/10の約400円しかかかっていない。

・DIAMOND Antenna NR77B
 やっぱり、良く入る。確実に、SRH1230より、感度が良い。

・DIAMOND Antenna NR790
 更に良く入る。NR77Bよりノイズ少ない。

・Rocket R145
 NR790と変わらない感じ。ただ、2m用とあって、144Mhzの感度がめちゃくちゃ良い、多分、高出力だとは思うけど、小田原からのアマチュア無線の電波が入る。

やっぱり、無線はアンテナ大事ですね。ベランダに付けようとしたら、嫁から猛反対。ベランダがアンテナやケーブルで邪魔になるとか、旦那が1人で楽しそうにしているのが、面白くないようです。やれやれ。
なので、貰ったリグの復活は、当分、先になりそうです。


ちなみに、エアーバンドを家できくだけだったら、ネットでも聞けるんですよね。

LiveATC

左上の"Airport/ARTCC Code" に"RJTT"を入れれば羽田空港のエアーバンドが聞けます。詳しくはググってください。

そして、フライトレーダー24で、羽田空港の飛行機を見ながら、聞けば運用状況が良く判ります。

Flightradar24.jpg

エアーバンドの交信内容や羽田空港の周波数を知りたかったら、国土交通省のホームページにやさしく書いてありますので、参考になります。

まぁ、便利な世の中になりましたね。

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アンテナ試作2 [アマチュア無線]

先日作成したエアーバンド専用のアンテナですが、色々改善をしています。

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上は前回作成したアンテナで、アンテナ線の間に隙間があるので、受信性能に影響がありそうです。そこで、下のアンテナへ改善してみました。新たにアルミ線を100円ショップで買ってきて、基台を廃してコネクタにアルミ線を巻き付けてみました。

ノイズが減ってかなり良くなったのですが、100円ショップのアルミ線なので、アンテナエレメントがクネクネ曲がって、使い勝手が悪いです。

なので、もうちょっと硬い素材でアンテナを作ってみます。

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用意したのは、100円ショップで売っていたアルミ製の針金ハンガー2つ、前回と同じSMA端子と捨てるRCAコネクタケーブル。それと、ホームセンターで売っていた、丸型の圧着端子2つ。今回はちょっと奮発して、合計400円ぐらいです。
この他にも、固定用にステンレスワイヤ、絶縁テープや熱圧縮チューブなど使いました。

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ハンガーの長い部分をペンチで切り出して、アルミ棒を作ります。長さは後で調整します。

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アルミ棒の端をヤスリで削って、綺麗にします。

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丸型圧着端子をアルミ棒に接続します。が、なかなか入らず、ドリルで穴を広げたりして、途中、撮影を忘れてました。

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アース側が+端子に接触しないように絶縁テープを巻いたり、固定強化にステンレスワイヤーでワイヤロックしたりして、ちょっと苦労しましたが、なんとか完成です。

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アンテナが曲がらなくなったので、かなり使い勝手が良くなりました。

次は、さらなる感度アップのために、八木アンテナ化を目指しますかね。
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アンテナ試作 [アマチュア無線]

航空祭も近づいているので、無線機の操作を思い出すため、暇を見つけては、エアーバンドを聞いています。

ただ、手持ちのアンテナは電波が入りが悪い。聴き取れない交信が多い。
高利得のアンテナを買おうかとも思ったが、高いので、昔、よく作ったダイポールアンテナを作ってみました。

昔は同軸ケーブルをそのまま切り出してアンテナにしていましたが、これだとすぐ完成してしまうので、今回は、ちょっとDIYしてみます。

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準備したものは、左から100円ショップで買ってきたアルミ線、使っていないRCAケーブル、アマゾンで安かったRMA端子。5個で500円ぐらい。アルミ線は普通の丸線が売っていなく、平線です。色は電波が入りそうな気がする金色です。

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アルミ線をターゲットにする周波数の1/4波長の長さに切ります。RCAケーブルは適当な長さに切って、銅線を取り出し、RMA端子の+端子に接続しておきます。

アマチュア無線免許持っている良い子のみんなは分かるかと思いますが、波長は伝搬速度を周波数で割ると出てきます。
このサイトで、周波数を入れると、波長を計算してくれるので便利です。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1240368538

エアーバンドは180~300Mhzあたりを使いますが、羽田空港の周波数がメインとなると、200Mhz辺りがターゲットになります。そうなると波長は約1.5mとなるので、アンテナとして切り出すのは、その1/4で0.375mとなります。

ただ、実際のアンテナは、受信機側のインピーダンスを合わせたり、アンテナ線の材質や太さとか、色々あるようなので、専用ソフトで計算します。
MMANAというソフトを使って計算してみましたが、0.351mがアンテナ線の長さになります。
MMANAについては、こちらのサイトが詳しいです。

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切り出したアルミ線をRMA端子と接続します。押し寿司に使われていた竹の棒を切って、基台にしてます。
バランとかいるようですが、論理上はインピーダンス50Ωと均等になっているはずなので、直付けです。

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早速、聞いてみます。抜群の感度です。今までの聞こえなかったモノが聞こえてきます。
ちなみに、羽田空港の北風運用では、この目の前の山の上を飛行機が飛びます。

試作した結果、良いですね。付属のアンテナやロッドアンテナはかなり感度が悪いんですね。
コストもケーブルを除くと、200円ちょっとで作れます。コストパフォーマンスが抜群です。

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アンテナをベランダに出しっぱなしでもよいのですが、嫁がうるさいので、窓ガラスに吸盤でぶら下げて使います。

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シグナル9で受信できます。


今回は、アルミ線がすぐクネクネ曲がるので、次はもう少し堅い素材で作って見ようかと思います。

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非常時電源の確保 [アマチュア無線]

どうも、ベランダの植木(推定30Kg)を移動しようとして、腰を痛めてしまったようです。
筋を違えたというか、痛めた程度なので、生活にはそれほど影響がないのですが、動くのがおっくうになっています。2,3日で回復するとは思いますが・・・。

さて、先日、マチュア無線局を開局し、その目的の一つである非常時の通信確保ができました。

が、日本アマチュア無線連盟における「アマチュア局の非常通信マニュアル」に、防災対策の一つとして電源確保が上げられています。
通信機があっても、電源が無ければ通信ができないので意味がないのです。

というわけで、非常時に電源確保ために、非常時に使う電源をまとめておきました。

EOSM2_101_9552.jpg一番上が太陽電池パネル。左からモバイルバッテリー、VX-3バッテリー充電器、VX-3予備バッテリー、VX-3用乾電池フォルダ、単三電池型ニッケル水素向けの充電器、一番下が、通信機のVX-3と少し受信感度の良いアンテナです。充電器類はUSBで充電するタイプです。これらを我が家の非常時持ち出し品とするので、通信機以外はまとめておくようにします。(通信機は日頃使いますからね。)

モバイルバッテリーは、13400mAhの能力があり、スマホならば、4,5回の充電能力があります。VX-3ならば、予備バッテリーと合わせれば、1週間は余裕でもつでしょう。
普段使いのモバイルバッテリが他にもあるので、非常時はかき集めて使えば、もうちょっと持つと思います。

とはいえ、災害時、電源の復旧は1週間以上かかる可能性があり、放電による容量不足やスマホの充電が結構あるかもしれないので、太陽電池パネルで最低限の充電環境を確保しておきます。

太陽電池パネルは、アマゾンの夏のタイムセールの時に、安かったので購入してありました。
この太陽電池は全部広げた状態ではありませんが、それなりに大きくて、24Wの出力能力があります。出力端子にUSB端子が3つあります。
以前、この太陽電池を使って充電テストした限りでは、晴天の状況で、1日でこのモバイルバッテリーの3/4を充電する能力があることが分かっています。フル充電にするには2日かかると思われます。
冬場はもっとかかるかもしれませんので、もうちょっと容量が多い太陽電池があると良いかも知れません。

本来、ガソリンやガスで動く発電機か、大型の蓄電池を確保しておくのが良いのですが、コストが高いのと、燃料などの確保等、場所や設備が必要になりますので、マンション住まいにはちょっと難しい状況です。
大掛かりな設備はマンションの自治会でもこういう対策がありますで、そちらに任せます。

無線機には自治体の防災無線周波数をメモリしておきました。

さてさて、首都直下型地震は起きませんように。
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開局とメモリ管理 [アマチュア無線]

先日、購入したVX-3ですが、ようやく局免が発行されました。

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コールサインは「JJ1NWY」です。よろしくお願いします。>マチュア無線士各位

局免って、以前はドットプリンタの出力ではあったものの、もっと厚い紙で免許証っぽかったはずですが、今はただのプリンタ用紙なんですね。簡単に偽造されそう。

結局、総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteで、ユーザ登録してから3週間で発行されました。長いんだが、短いんだか微妙ですね・・・。

さて、局免が来る間、VX-3のメモリを登録してみました。今日は、VX-3のメモリ編集について記事にしてみました。

興味のある場合は、ここクリックして読んでみてください。


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