フルサイズレンズはどこを使っている? [買ったモノ]
雨降って、どこにも行けず、家でカメラいじってます。
先日のEF 24-105mm F4L IS USMのステップダウンリングの記事では、77mmから72mmのステップダウンリングが使えることが分かりました。
これから、EF 24-105mm F4L IS USMはどれだけステップダウンできるんだろうか?と疑問がわいてきました。
つまり、EF 24-105mm F4L IS USMをEOS 70D(APS-Cサイズの撮像素を持つカメラ)で使うと、レンズは中心からどこまでを使っているのか?が気になります。
カメラの撮影上、どーでも良いんですが、ちょっと試してみました。
まず、下準備として、ドローソフトを使って77mmの円にステップダウンする円を描き、印刷します。
今回は、40mm、37.5mm、35mm、30mmへのステップダウンを試します。
実は、事前に1度やって、35mm前後はケラれることが分かっていたので、それを中心に調べてみます。
カッター付コンパスを使って、切り抜きます。
切り抜いたら、念のため、裏を黒く塗ります。(37.5mmは白抜き文字の裏を塗ったら染み込んで文字が分かりづらくなってしまった。)
切り抜いた紙をレンズに張り付けます。これをそれぞれはめ込んで撮影して、画像を確認します。
結果ですが、77mmから37.5mmへのステップダウンまでは、特にケラれませんでした。
77mmから35mmへのステップダウンした場合からケラれ始めました。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離24mm。四隅が黒くなってきています。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離105mm。テレ端でも四隅が黒くなってきています。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離24mm。遠景のワイド端。四隅が黒いですね。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離105mm。遠景のテレ端。四隅は目立ちませんが暗いですね。
これは77mmから30mmへのステップダウンした場合。もう、はっきりとケラれているのが分かります。
この結果から、EF 24-105mm F4L IS USMは中心の約37.5mm付近の領域が使われているようです。
つまり、EF 24-105mm F4L IS USMはEOS70Dに装着すると、
このくり抜いた部分しか使われいないようです。
77mmも大きい口径なのに、約50%の37.5mmの領域しか使っていないのか・・・。
この状態で撮影してみると・・・。
77mmから37.5mmへのステップダウン。焦点距離24mmで近景の場合。
77mmから37.5mmへのステップダウン。焦点距離24mmで遠景の場合。
という感じです。
まぁ、絞りF9.0優先で、特に露出は固定しておらず、解像度など厳密な検証をしていないので、この結果がどこまで正しいのかはわかりませんが、フルサイズレンズをAPS-Cサイズのカメラで使うことは効率が悪いということが、実体験できました。はぁ。
先日のEF 24-105mm F4L IS USMのステップダウンリングの記事では、77mmから72mmのステップダウンリングが使えることが分かりました。
これから、EF 24-105mm F4L IS USMはどれだけステップダウンできるんだろうか?と疑問がわいてきました。
つまり、EF 24-105mm F4L IS USMをEOS 70D(APS-Cサイズの撮像素を持つカメラ)で使うと、レンズは中心からどこまでを使っているのか?が気になります。
カメラの撮影上、どーでも良いんですが、ちょっと試してみました。
まず、下準備として、ドローソフトを使って77mmの円にステップダウンする円を描き、印刷します。
今回は、40mm、37.5mm、35mm、30mmへのステップダウンを試します。
実は、事前に1度やって、35mm前後はケラれることが分かっていたので、それを中心に調べてみます。
カッター付コンパスを使って、切り抜きます。
切り抜いたら、念のため、裏を黒く塗ります。(37.5mmは白抜き文字の裏を塗ったら染み込んで文字が分かりづらくなってしまった。)
切り抜いた紙をレンズに張り付けます。これをそれぞれはめ込んで撮影して、画像を確認します。
結果ですが、77mmから37.5mmへのステップダウンまでは、特にケラれませんでした。
77mmから35mmへのステップダウンした場合からケラれ始めました。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離24mm。四隅が黒くなってきています。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離105mm。テレ端でも四隅が黒くなってきています。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離24mm。遠景のワイド端。四隅が黒いですね。
77mmから35mmへのステップダウン。焦点距離105mm。遠景のテレ端。四隅は目立ちませんが暗いですね。
これは77mmから30mmへのステップダウンした場合。もう、はっきりとケラれているのが分かります。
この結果から、EF 24-105mm F4L IS USMは中心の約37.5mm付近の領域が使われているようです。
つまり、EF 24-105mm F4L IS USMはEOS70Dに装着すると、
このくり抜いた部分しか使われいないようです。
77mmも大きい口径なのに、約50%の37.5mmの領域しか使っていないのか・・・。
この状態で撮影してみると・・・。
77mmから37.5mmへのステップダウン。焦点距離24mmで近景の場合。
77mmから37.5mmへのステップダウン。焦点距離24mmで遠景の場合。
という感じです。
まぁ、絞りF9.0優先で、特に露出は固定しておらず、解像度など厳密な検証をしていないので、この結果がどこまで正しいのかはわかりませんが、フルサイズレンズをAPS-Cサイズのカメラで使うことは効率が悪いということが、実体験できました。はぁ。
こんばんは。すごいデーターが出ましたね。そうなると今度はこの結果をメーカー側が知っているのかが気になりだしました。
by kick_drive (2014-09-11 23:18)
もちろん、メーカーは知ってると思いますよ。
F値と焦点距離によって、有効口径が決まるらしいんですが、ピッタリの口径でよい訳でもないようです。口径食とか、レンズ入る光の角度とかで、ボケ味や解像度に影響があるようですね。
F値通しのレンズは余計に大きい口径になるのかもしれませんね。
また暇なときにでも、ボケ味の違いとかを確認してみます。
by 弐号 (2014-09-12 21:57)