駆動系のアップグレードその2 [自転車]
自転車の駆動系をアップグレードした話の続きです。
前日は、リアハブのメンテをしようとしたら、玉押しという部品の摺動部が削れている虫食い状態を見つけて、応急処置はしては見たものの、症状はあまり改善されず。
というところで、終わった状態でした。

後日、玉押しのセットと、このための工具も購入。
この部品も色々な種類があって、よくわからず・・・。
とりあえず、長さと太さが合う、ハブ軸受けセットを購入します。
また、玉押しを固定するとき、薄いスパナが必要になるんですよね。手持ちの工具だと入らないので、500円位だったので工具も購入します。
厚さ2mmのペラペラな鉄板を切り出しただけの工具ですね。合わせて2,000円位でしょうか。

ハブ軸受けセットの中身はこんな感じ。軸、鋼球、玉押し、ナット、よくわからないスペーサーが入ってます。

軸受けの比較。右が新しく購入したモノ。玉押しにカバーが付いています。そのカバーの位置と大きさが違います。
やっぱり、軸って、ハブとセットなんですよね・・・。カバーが合わず、ハブ側に干渉します。
幸い、新しい軸のカバーはプラ製なので、ペンチで強引に外して、外した状態で使います。
カバーは、玉と玉受けの間にゴミが入るのを防ぐモノですが、別にゴムカバーが付いているので、取っても問題はなさそうです。
あと、玉押しの位置とナットの外側位置の距離が交換前と同じじゃないとダメですね。
最初、適当に付けたら、ディスクブレーキが車体側のキャリパーと干渉するようになりました。
玉押しの位置が変ると、車輪と車体との位置が変わるようで、ここを変えてしまうのはよろしくないようです。
この調整で、
1)車輪を外す。
2)玉受けと軸を外す。
3)軸受けの位置を調整する。
4)玉をセットする(合計18個)。
5)玉受けと軸をセットする。
6)車輪を付ける。
という行程を合計5回程やりました・・・。
途中、玉が落ちて、どこに行ってしまうトラブルが3回程ありました・・・。
もう、ハブのメンテだけで、2日もかかりましたね・・・。
幸い玉押しの長さは同じでしたので、軸と玉押しは新品にして、それ以外は従来部品をそのまま使うことで、問題は解消しました。
おかげで、ゴリゴリ感はなくなり、スムーズに車輪は回るようになりました。
ようやく本来の駆動系の交換作業に入れます。
ハブのメンテ以外は、特に問題なく、サクサクっと組付けが終わります。
スプロケットカセットをハブにセットし、後輪を取り付けます。
ディレイラーとシフトレバーを交換し、クランクセットを交換します。
チェーンの長さ調整して取り付けて完了です。

スプロケットカセットとクランクセットを交換が終わったところ。

最後の難関部分は、ディレイラーの調整でした。
今回購入したディレイラーは、Direct Mount Rear Derailleurという仕組みを使っているのですが、この仕組みを使った場合のディレイラーの設定方法が良くわからずで、調整方法を調べたりして、更に2日かかりました。
ネットで、シマノサイトの説明を見ると、従来(直付)方式とダイレクトマウントとの違いを説明があるのだが、そもそも、「直付」と「ダイレクトマウント」って同じ意味じゃね?
以下、シマノホームページ(https://bike.shimano.com/ja-JP/technologies/component/details/direct-mount-rear-derailleur.html)からの引用

仕組み的には、スプロケットのローギアの基準に調整すればよいはずなので、その調整と、他は、トップギアとローギアに合わせて、ネジで調整するだけした。
まぁ、結局、普通のディレイラー調整と同じでしたね。

それで、シンプルになったコクピット周り。
ハンドル周りは、シマノでは「コクピット」というらしい。右側のシフトレバーが最小化され、左についているフロントギアのシフトレバーがなくなりスッキリしました。
ベルを取りたいところだが、法制上必要なので、取り外しができないんですよね。

今回のアップグレードで、クランクについては悩みました。
これは、自転車購入時についていたクランクと、Amazonで購入した安い38丁のチェーンリングを付けています。
一時、子供の自転車に付けていたモノです。しかし、中華製のネジは、よく錆びるね。
MTB向けのシングル用のクランクセットは、欲しいギア枚数がなくて、ロード用のクランクを買うことになるのだが、これが高くてなかなか手が出せません。
なので、一旦、これで様子を見ます。

しかし、もともと3段ギアのクランクで、アウター側の位置にチェーンリングを付けているので、チェーンラインが合わず、ローギアにするとカリカリ当たる音がするので、どうもよろしくないですね。

家の周りを走った限りでは、チェーンが落ちることはないが、やっぱり気になります。
あと、チェーンリングはもうちょっと大きい方が良いです。38丁だと、ちょっと、ロードでは足りない感じです。
やっぱり、クランクセットを新調するか・・・。と、悩んでいるところです。
リヤのギヤチェンジについては、気持ちよくサクサク切り替わるようになりました。非常に良いですね。
アップグレードした実感を感じます。
満足したところで、おまけで、フロントハブ側のメンテもします。

レフティフォークなフロントです。

ホイルを外し、フロントブレーキ側のハブ周りです。ハブにべリングが圧入されています。現代の乗り物だと、普通、こうだよなぁ。
それで、ブレーキディスク側のベアリングを手で回すと、ゴリゴリ感がありますね。まぁ、購入してから、4年経ちますので、しょうがないですね。

ディスクブレーキとべリングのダストシールを外し、パーツクリーナーで、古いグリースを洗い流したところ。ゴリゴリ感が無くなりました。(普通、ベアリングだと、玉と玉受けの部分は硬質な材質なので、前回記事のような摺動部が虫食い状態になることは滅多になく、ゴミの混入がゴロゴロ感の原因だったりします。)

ベアリングをグリース漬けにして、馴染ませたあと、ダストシールを戻して組みます。一応、グリースを注射器で圧入してますので、ベアリング内にグリースが行渡っているはず。レーシングカートの場合ですが、レースで使う場合はダストシールは外し、グリスも飛ばします。ダストシールやグリスも走行抵抗になりますからね。レース車両は、常にメンテして注油するので良いんですが、通常利用の場合は、そうもいかないので、グリスを塗布して、ダストシールを付けておきます。
組んだ後は、手でホイールを回すと、永遠に回る感じなってます。完璧です。
余談ですが、昔、レーシングカートでレースしていた時は、リヤのアクスルシャフトのメンテは同じようにするんですが、1,2時間掛けて、シャフトを回るようにします。これで、1/1000秒のレベルでタイムの短縮を図るわけです。
まぁ、レースするわけではないですが。www
ちなみに、自慢するわけではないですが、弐号は約20年前のSL全国大会という全国レベルのレーシングカートのレースで10位に入った経験がありますので、この辺りの整備にはこだわりがあったりします。
これで、次回の走行が楽しみですね。
前日は、リアハブのメンテをしようとしたら、玉押しという部品の摺動部が削れている虫食い状態を見つけて、応急処置はしては見たものの、症状はあまり改善されず。
というところで、終わった状態でした。

後日、玉押しのセットと、このための工具も購入。
この部品も色々な種類があって、よくわからず・・・。
とりあえず、長さと太さが合う、ハブ軸受けセットを購入します。
また、玉押しを固定するとき、薄いスパナが必要になるんですよね。手持ちの工具だと入らないので、500円位だったので工具も購入します。
厚さ2mmのペラペラな鉄板を切り出しただけの工具ですね。合わせて2,000円位でしょうか。

ハブ軸受けセットの中身はこんな感じ。軸、鋼球、玉押し、ナット、よくわからないスペーサーが入ってます。

軸受けの比較。右が新しく購入したモノ。玉押しにカバーが付いています。そのカバーの位置と大きさが違います。
やっぱり、軸って、ハブとセットなんですよね・・・。カバーが合わず、ハブ側に干渉します。
幸い、新しい軸のカバーはプラ製なので、ペンチで強引に外して、外した状態で使います。
カバーは、玉と玉受けの間にゴミが入るのを防ぐモノですが、別にゴムカバーが付いているので、取っても問題はなさそうです。
あと、玉押しの位置とナットの外側位置の距離が交換前と同じじゃないとダメですね。
最初、適当に付けたら、ディスクブレーキが車体側のキャリパーと干渉するようになりました。
玉押しの位置が変ると、車輪と車体との位置が変わるようで、ここを変えてしまうのはよろしくないようです。
この調整で、
1)車輪を外す。
2)玉受けと軸を外す。
3)軸受けの位置を調整する。
4)玉をセットする(合計18個)。
5)玉受けと軸をセットする。
6)車輪を付ける。
という行程を合計5回程やりました・・・。
途中、玉が落ちて、どこに行ってしまうトラブルが3回程ありました・・・。
もう、ハブのメンテだけで、2日もかかりましたね・・・。
幸い玉押しの長さは同じでしたので、軸と玉押しは新品にして、それ以外は従来部品をそのまま使うことで、問題は解消しました。
おかげで、ゴリゴリ感はなくなり、スムーズに車輪は回るようになりました。
ようやく本来の駆動系の交換作業に入れます。
ハブのメンテ以外は、特に問題なく、サクサクっと組付けが終わります。
スプロケットカセットをハブにセットし、後輪を取り付けます。
ディレイラーとシフトレバーを交換し、クランクセットを交換します。
チェーンの長さ調整して取り付けて完了です。

スプロケットカセットとクランクセットを交換が終わったところ。

最後の難関部分は、ディレイラーの調整でした。
今回購入したディレイラーは、Direct Mount Rear Derailleurという仕組みを使っているのですが、この仕組みを使った場合のディレイラーの設定方法が良くわからずで、調整方法を調べたりして、更に2日かかりました。
ネットで、シマノサイトの説明を見ると、従来(直付)方式とダイレクトマウントとの違いを説明があるのだが、そもそも、「直付」と「ダイレクトマウント」って同じ意味じゃね?
以下、シマノホームページ(https://bike.shimano.com/ja-JP/technologies/component/details/direct-mount-rear-derailleur.html)からの引用

仕組み的には、スプロケットのローギアの基準に調整すればよいはずなので、その調整と、他は、トップギアとローギアに合わせて、ネジで調整するだけした。
まぁ、結局、普通のディレイラー調整と同じでしたね。

それで、シンプルになったコクピット周り。
ハンドル周りは、シマノでは「コクピット」というらしい。右側のシフトレバーが最小化され、左についているフロントギアのシフトレバーがなくなりスッキリしました。
ベルを取りたいところだが、法制上必要なので、取り外しができないんですよね。

今回のアップグレードで、クランクについては悩みました。
これは、自転車購入時についていたクランクと、Amazonで購入した安い38丁のチェーンリングを付けています。
一時、子供の自転車に付けていたモノです。しかし、中華製のネジは、よく錆びるね。
MTB向けのシングル用のクランクセットは、欲しいギア枚数がなくて、ロード用のクランクを買うことになるのだが、これが高くてなかなか手が出せません。
なので、一旦、これで様子を見ます。

しかし、もともと3段ギアのクランクで、アウター側の位置にチェーンリングを付けているので、チェーンラインが合わず、ローギアにするとカリカリ当たる音がするので、どうもよろしくないですね。

家の周りを走った限りでは、チェーンが落ちることはないが、やっぱり気になります。
あと、チェーンリングはもうちょっと大きい方が良いです。38丁だと、ちょっと、ロードでは足りない感じです。
やっぱり、クランクセットを新調するか・・・。と、悩んでいるところです。
リヤのギヤチェンジについては、気持ちよくサクサク切り替わるようになりました。非常に良いですね。
アップグレードした実感を感じます。
満足したところで、おまけで、フロントハブ側のメンテもします。

レフティフォークなフロントです。

ホイルを外し、フロントブレーキ側のハブ周りです。ハブにべリングが圧入されています。現代の乗り物だと、普通、こうだよなぁ。
それで、ブレーキディスク側のベアリングを手で回すと、ゴリゴリ感がありますね。まぁ、購入してから、4年経ちますので、しょうがないですね。

ディスクブレーキとべリングのダストシールを外し、パーツクリーナーで、古いグリースを洗い流したところ。ゴリゴリ感が無くなりました。(普通、ベアリングだと、玉と玉受けの部分は硬質な材質なので、前回記事のような摺動部が虫食い状態になることは滅多になく、ゴミの混入がゴロゴロ感の原因だったりします。)

ベアリングをグリース漬けにして、馴染ませたあと、ダストシールを戻して組みます。一応、グリースを注射器で圧入してますので、ベアリング内にグリースが行渡っているはず。レーシングカートの場合ですが、レースで使う場合はダストシールは外し、グリスも飛ばします。ダストシールやグリスも走行抵抗になりますからね。レース車両は、常にメンテして注油するので良いんですが、通常利用の場合は、そうもいかないので、グリスを塗布して、ダストシールを付けておきます。
組んだ後は、手でホイールを回すと、永遠に回る感じなってます。完璧です。
余談ですが、昔、レーシングカートでレースしていた時は、リヤのアクスルシャフトのメンテは同じようにするんですが、1,2時間掛けて、シャフトを回るようにします。これで、1/1000秒のレベルでタイムの短縮を図るわけです。
まぁ、レースするわけではないですが。www
ちなみに、自慢するわけではないですが、弐号は約20年前のSL全国大会という全国レベルのレーシングカートのレースで10位に入った経験がありますので、この辺りの整備にはこだわりがあったりします。
これで、次回の走行が楽しみですね。
駆動系のアップグレードその1 [自転車]
久しぶりの自転車ネタです。
そろそろ、自転車をアップグレードすべく部品を購入しました。前回はブレーキを油圧化しました。
ちなみにその前は、クランクセットの交換してます。
今回は駆動系を刷新します。

今回購入した部品です。左上はシフター、右上はディレイラー、左下はスプロケットカセット、右下はチェーンです。合計2万円位ですね。基本、前回、ブレーキ系はSLXグレードにしたので、駆動系もそれに合わました。

スプロケットカセットとチェーンです。ギアを9速から11速へ変更します。チェーンも11速用を購入。チェーンのグレードは少し悩みました。901という高グレード購入しようとしましたが、価格差が倍するので、601というグレードの低い奴にしました。競技で1/1000秒競うならば違いはありそうですが、週末の運動不足解消な目的ならば、これで十分かと。であれば、Deoreグレードで良いのだが・・・汗)
このセットで、1万円位です。
以前は、台湾製のシマノOEMを買いましたが、円安の影響で海外製品はバカ高くなってます。
やっぱり、国産が一番です。

変速機も11速用に変える必要があります。今回フロントのチェーンリングはシングル化するので、フロントシングル用を購入しました。

シフトレバーも11速用にするのですが、SLXグレードがAmazonや自転車通販サイトは欠品だったので、下のグレードのDeoreです。まぁ、11速用であれば互換性があるようなので、問題はなさそうです。
今回こだわったのは、アイスペックEVという規格で、この規格のブレーキレバーであれば、ブレーキレバーに接続でき、コクピット周りがシンプルにできます。
このアイスペックEV対応のシフトレバーが売ってないんですよね・・・。

グリースも購入。ベルハンマーゴールドです。Youtubeで評判がよかったので購入。以前購入したグリースの10倍以上の値段がします。たった、50mlで1500円もします・・・。Youtubeは商品紹介には絶大ですね。人気Youtuberが紹介すれば、売上間違いなしです。中にはしょうもない商品を絶賛紹介して、視聴しなくなったYoutubeチャンネルはありますが・・・。
話は逸れましたが、このグリースを使ってハブ周りのメンテも行います。実は、これが一番の手間だった・・・。

あとは次いでに、メンテナンススタンドも購入。Amazonタイムセールで安くかったので、購入しました。最近、子供の自転車もメンテするようになったので、作業効率を上げるため購入です。非常にメンテしやすくなりました。
あと、その他もろもろ、自転車専用工具も購入。もろもろ、3万円位かかりました・・・・。まぁ、バイクは、チェーン交換だけでも、数万かかるので、それに比べれば安いもんですかね。

まず、9速から11速に変更するにあたり、スプロケットカセットが入るかが、気になっていたので、仮組します。
問題なさそうです。
12速にする事もできますが、フリーハブを変更する必要があるので、手間が倍増しそうで、12速化は諦めました。
ネット上には誤情報が沢山あり、9速から11速化ができるとか、できないとかあり、シマノの互換リストを見ても今一つ確証得ずでした。
規格は同じだから合うだろうと思っていたら、商品が届いて、箱開けたら、オフセットが違う奴は使えないみたいな記載があったので、まずは一安心。

これがハブ周り。チェーン側のフリーハブ側です。今回、これをメンテします。チェーンクリーナーでバシャバシャ洗うと、グリースが流れてしまって、注油はしているものの、膠着しないか心配なのと、回すとゴロゴロ感があるのです。

その軸受けを開けてみたら、玉押しという部品が虫食いという状態になっていました。ゴロゴロ感はこれが原因のようです。
うむーっ。なんで、自転車は、乗り物として最も重要なアクスルシャフトの軸受けが、こんなしょぼい仕組みなんでしょうか。多分、自転車ができて、50年ぐらいはこの仕組みじゃないですかね。
いい加減、ベアリングにしろって感じです。コストは安いんでしょうけど、ミニ四駆でもベアリング使っているのに、どうなっているんだが。
ちなみに、この自転車のレフティフォーク用なフロントハブはちゃんとベアリングを使ってましたね・・・。最新?な機構は違いますね。

しょうがないので、玉押し部分を磨いてみました。

軸受けの玉を、グリース漬けにして、一つ一つセットしなおします。片側9個あり、合計18個もあります。
この後も、シャフトの位置調整の度にこの作業を行うので、非常に整備性が悪いです・・・。早く、ベアリング化してほしい。

このベルハンマーゴールド。少し粘度がユルイですね。上の、玉をセットしてグリース漬けにしても、ポロポロ落ちてくるので、イライラします。
それで、削って均した玉押しで組んでみたんですが、ゴロゴロ感は消えず・・・。まぁ、本来、旋盤使って削る必要があるので、しょうがないですね。
この日は一旦、この状態でセットして終了します・・・。
つづく
そろそろ、自転車をアップグレードすべく部品を購入しました。前回はブレーキを油圧化しました。
ちなみにその前は、クランクセットの交換してます。
今回は駆動系を刷新します。

今回購入した部品です。左上はシフター、右上はディレイラー、左下はスプロケットカセット、右下はチェーンです。合計2万円位ですね。基本、前回、ブレーキ系はSLXグレードにしたので、駆動系もそれに合わました。

スプロケットカセットとチェーンです。ギアを9速から11速へ変更します。チェーンも11速用を購入。チェーンのグレードは少し悩みました。901という高グレード購入しようとしましたが、価格差が倍するので、601というグレードの低い奴にしました。競技で1/1000秒競うならば違いはありそうですが、週末の運動不足解消な目的ならば、これで十分かと。であれば、Deoreグレードで良いのだが・・・汗)
このセットで、1万円位です。
以前は、台湾製のシマノOEMを買いましたが、円安の影響で海外製品はバカ高くなってます。
やっぱり、国産が一番です。

変速機も11速用に変える必要があります。今回フロントのチェーンリングはシングル化するので、フロントシングル用を購入しました。

シフトレバーも11速用にするのですが、SLXグレードがAmazonや自転車通販サイトは欠品だったので、下のグレードのDeoreです。まぁ、11速用であれば互換性があるようなので、問題はなさそうです。
今回こだわったのは、アイスペックEVという規格で、この規格のブレーキレバーであれば、ブレーキレバーに接続でき、コクピット周りがシンプルにできます。
このアイスペックEV対応のシフトレバーが売ってないんですよね・・・。

グリースも購入。ベルハンマーゴールドです。Youtubeで評判がよかったので購入。以前購入したグリースの10倍以上の値段がします。たった、50mlで1500円もします・・・。Youtubeは商品紹介には絶大ですね。人気Youtuberが紹介すれば、売上間違いなしです。中にはしょうもない商品を絶賛紹介して、視聴しなくなったYoutubeチャンネルはありますが・・・。
話は逸れましたが、このグリースを使ってハブ周りのメンテも行います。実は、これが一番の手間だった・・・。

あとは次いでに、メンテナンススタンドも購入。Amazonタイムセールで安くかったので、購入しました。最近、子供の自転車もメンテするようになったので、作業効率を上げるため購入です。非常にメンテしやすくなりました。
あと、その他もろもろ、自転車専用工具も購入。もろもろ、3万円位かかりました・・・・。まぁ、バイクは、チェーン交換だけでも、数万かかるので、それに比べれば安いもんですかね。

まず、9速から11速に変更するにあたり、スプロケットカセットが入るかが、気になっていたので、仮組します。
問題なさそうです。
12速にする事もできますが、フリーハブを変更する必要があるので、手間が倍増しそうで、12速化は諦めました。
ネット上には誤情報が沢山あり、9速から11速化ができるとか、できないとかあり、シマノの互換リストを見ても今一つ確証得ずでした。
規格は同じだから合うだろうと思っていたら、商品が届いて、箱開けたら、オフセットが違う奴は使えないみたいな記載があったので、まずは一安心。

これがハブ周り。チェーン側のフリーハブ側です。今回、これをメンテします。チェーンクリーナーでバシャバシャ洗うと、グリースが流れてしまって、注油はしているものの、膠着しないか心配なのと、回すとゴロゴロ感があるのです。

その軸受けを開けてみたら、玉押しという部品が虫食いという状態になっていました。ゴロゴロ感はこれが原因のようです。
うむーっ。なんで、自転車は、乗り物として最も重要なアクスルシャフトの軸受けが、こんなしょぼい仕組みなんでしょうか。多分、自転車ができて、50年ぐらいはこの仕組みじゃないですかね。
いい加減、ベアリングにしろって感じです。コストは安いんでしょうけど、ミニ四駆でもベアリング使っているのに、どうなっているんだが。
ちなみに、この自転車のレフティフォーク用なフロントハブはちゃんとベアリングを使ってましたね・・・。最新?な機構は違いますね。

しょうがないので、玉押し部分を磨いてみました。

軸受けの玉を、グリース漬けにして、一つ一つセットしなおします。片側9個あり、合計18個もあります。
この後も、シャフトの位置調整の度にこの作業を行うので、非常に整備性が悪いです・・・。早く、ベアリング化してほしい。

このベルハンマーゴールド。少し粘度がユルイですね。上の、玉をセットしてグリース漬けにしても、ポロポロ落ちてくるので、イライラします。
それで、削って均した玉押しで組んでみたんですが、ゴロゴロ感は消えず・・・。まぁ、本来、旋盤使って削る必要があるので、しょうがないですね。
この日は一旦、この状態でセットして終了します・・・。
つづく
自転車用グローブ [自転車]
自転車で長距離を乗るときにはグローブします。
そろそろ、指ぬきのグローブになるのですが、冬や寒い時期はフルタイプを使います。
自転車なので、薄手のモノが良く、いわゆるメカニックグローブと言われる、ホムセンとかで買える合成皮革な作業手袋を使っていました。
ミドリ安全とか、昭和グローブとかの奴です。ペンギンエースが安くて良いです。とにかくフィット感が良いので、手袋したまま細かい操作ができるのがよいです。
とはいえ、少し洒落っ気を出して、少し良いモノを買おうとしたのですが、以前、購入したグローブがいまいちです。

アマゾンのセールで安かったグローブ。無論、中華製。サバイバルゲーム用途のだったようです。

サバゲー用なのだから、細かい操作できるのかと思ったら、これが全然だめ。

縫製もいまいち。手に全然フィットしません。一応、スマホ対応ですが、これもいまいち反応悪し。
もう、やっぱり、中華メーカってダメですね。メイドイン中華が悪い訳でなく、その会社というかブランドがちゃんと製品管理されていないモノがダメです。
どのジャンルにしても、中華メーカーは品質管理が正直ダメダメなモノが多いですね。極稀に、良いメーカーもあることにはありますが、良いモノに出会うのは、最近、ない気がします・・・・。
(中国のアップルと言われたシャオミーは良かったんだけど、最近、手広くやっているせいか、ソフトウェアは全くダメになってますね。)
Amazonの悪いところは、兎に角、安くて売れてる製品が上位にでてくるので、その製品を知らないと、良し悪しがわからないんですよね。画面見て良さそうだな。と思っても、中華製だったりして、有名メーカの模造品だったりします。
サクラな製品レビューも多くて、もう、どうなっているの?って感じですよね。
AmazonのCMを見ると中小企業を応援するとか、言っていますが、中国のこういう怪しい会社を応援することなんですかねぇ。
なので、今度はちゃんとしたものを買いました。

購入したのはメカニックスウェア製のグローブ。
昔、レーシングカートやっていた時、練習走行時やレインレースに使っていた奴ですね。
カートの練習中って、セッティングするためピットインしたら、そのまま自分で作業して、ピットアウトすることがあるので、こういうグローブが良いのです。濡れても滑らないし。
まぁ、軍手でも良いんだけどね。レギュレーション上、グローブはなんでも良いのです。
メカニックスウェアは、アメリカのインディレースのメカニックが良く使っていて有名になった作業用グローブです。
サーキットから広がった作業グローブだったりしますので、自動車レース繋がりな人は、これを使っている人が多いです。

甲の部分はニットです。若干、緩いと思ったが、一度洗濯すると、少し縮んで抜群のフィット感となりました。

手の裏は、一枚の合成皮革です。縫製に自身があるんでしょうね。特に謳っていなかったのですが、スマフォが使えますね。感度は良いです。
やっぱり、ちゃんとしたメーカは良いです。
こういうのは少し高いんですが、ブランド品よりは安いし、耐久性や使い勝手は、折り紙つきです。
普通に自転車やバイクのグローブとしても使えます。かなりお勧めです。
ラインナップも2,000円位~6,000円位と色々とあります。リンクを張っておきます。
メカニックスウェア日本代理店ホームページ
アマゾンでも買えます。こういう良品を上位の検索結果に出してほしいです。
それで、家にあるグローブを一応出してみました。

レーシングカートの時に使っていたグローブ。新東京サーキットで年間ランキングに入ってもらったグローブです。

20台のころ、使っていたグローブ。NSRとかTZRとか乗って、伊豆や箱根に通っていた時に使ってました。当時、世界チャンピオンだったウィン・レイニーが使っていたグローブのレプリカ。もう、パリパリになって、使えませんね・・・。30年前のモノですからね。
やっぱり、これらは自転車にはちょっと無理かな。
そろそろ、指ぬきのグローブになるのですが、冬や寒い時期はフルタイプを使います。
自転車なので、薄手のモノが良く、いわゆるメカニックグローブと言われる、ホムセンとかで買える合成皮革な作業手袋を使っていました。
ミドリ安全とか、昭和グローブとかの奴です。ペンギンエースが安くて良いです。とにかくフィット感が良いので、手袋したまま細かい操作ができるのがよいです。
とはいえ、少し洒落っ気を出して、少し良いモノを買おうとしたのですが、以前、購入したグローブがいまいちです。

アマゾンのセールで安かったグローブ。無論、中華製。サバイバルゲーム用途のだったようです。

サバゲー用なのだから、細かい操作できるのかと思ったら、これが全然だめ。

縫製もいまいち。手に全然フィットしません。一応、スマホ対応ですが、これもいまいち反応悪し。
もう、やっぱり、中華メーカってダメですね。メイドイン中華が悪い訳でなく、その会社というかブランドがちゃんと製品管理されていないモノがダメです。
どのジャンルにしても、中華メーカーは品質管理が正直ダメダメなモノが多いですね。極稀に、良いメーカーもあることにはありますが、良いモノに出会うのは、最近、ない気がします・・・・。
(中国のアップルと言われたシャオミーは良かったんだけど、最近、手広くやっているせいか、ソフトウェアは全くダメになってますね。)
Amazonの悪いところは、兎に角、安くて売れてる製品が上位にでてくるので、その製品を知らないと、良し悪しがわからないんですよね。画面見て良さそうだな。と思っても、中華製だったりして、有名メーカの模造品だったりします。
サクラな製品レビューも多くて、もう、どうなっているの?って感じですよね。
AmazonのCMを見ると中小企業を応援するとか、言っていますが、中国のこういう怪しい会社を応援することなんですかねぇ。
なので、今度はちゃんとしたものを買いました。

購入したのはメカニックスウェア製のグローブ。
昔、レーシングカートやっていた時、練習走行時やレインレースに使っていた奴ですね。
カートの練習中って、セッティングするためピットインしたら、そのまま自分で作業して、ピットアウトすることがあるので、こういうグローブが良いのです。濡れても滑らないし。
まぁ、軍手でも良いんだけどね。レギュレーション上、グローブはなんでも良いのです。
メカニックスウェアは、アメリカのインディレースのメカニックが良く使っていて有名になった作業用グローブです。
サーキットから広がった作業グローブだったりしますので、自動車レース繋がりな人は、これを使っている人が多いです。

甲の部分はニットです。若干、緩いと思ったが、一度洗濯すると、少し縮んで抜群のフィット感となりました。

手の裏は、一枚の合成皮革です。縫製に自身があるんでしょうね。特に謳っていなかったのですが、スマフォが使えますね。感度は良いです。
やっぱり、ちゃんとしたメーカは良いです。
こういうのは少し高いんですが、ブランド品よりは安いし、耐久性や使い勝手は、折り紙つきです。
普通に自転車やバイクのグローブとしても使えます。かなりお勧めです。
ラインナップも2,000円位~6,000円位と色々とあります。リンクを張っておきます。
メカニックスウェア日本代理店ホームページ
アマゾンでも買えます。こういう良品を上位の検索結果に出してほしいです。
それで、家にあるグローブを一応出してみました。

レーシングカートの時に使っていたグローブ。新東京サーキットで年間ランキングに入ってもらったグローブです。

20台のころ、使っていたグローブ。NSRとかTZRとか乗って、伊豆や箱根に通っていた時に使ってました。当時、世界チャンピオンだったウィン・レイニーが使っていたグローブのレプリカ。もう、パリパリになって、使えませんね・・・。30年前のモノですからね。
やっぱり、これらは自転車にはちょっと無理かな。
油圧ブレーキ化 [自転車]
前回の記事の予告通り、自転車のブレーキの油圧化です。ちょっと、公開予定を早めました。
クランクセットの交換のため、Amazonを見ていたたら、油圧ディスクブレーキの部品がそれほど高くないと判ったので、ついでに購入してみました。

油圧ブレーキへ変更するために購入したパーツ類です。クランクセットの交換ついでというか、こっちがメインな感じになってますね。油圧化と言っても、ブレーキレバーからブレーキキャリパーまでの部品を全部取り換えるだけです。
購入したのは、ブレーキレバーセット、ブレーキキャリパーが2つ、ブレーキオイル、ブリーディングキットです。ブレーキディスクは、既存モノを使います。ディスクブレーキのサイズが同じなので、特にキャリパーのマウントアダプタ等は不要でした。
今回購入したのは、SLXというグレードで、シマノの自転車ブランドでも中上位のグレードです。
全部で2万円弱ぐらいでした。自転車のパーツは安いですね。競技用の最上位グレードはやたら高いですんですけどね。

ブレーキレバーセットの内容です。購入するとき、何が内容物なのかわからなくて、結構調べた経緯があり、参考に掲載しておきます。
セット内容は、ホース、オイル、組み込む時の治工具など、組むためのパーツが全て入っていて、ブレーキを全とっかえする場合は、左右別々に購入するよりも、お得なセットになっています。
今回はSLXというグレードですが、その上位グレードのXTでも良かったですね。価格差が2千円ぐらいしかなく、レバーの遊び調整ができました。
XTはキャリパーが高いんですよね。なので、グレードを合わせるため、SLXにしたのですが、レバーだけXTにしても問題なさそうでしたね。

キャリバーの内容物です。ブリーディング時やホイル外した時のスペーサーが付いています。SLXグレードから、ホースとキャリパーは、バイクや自動車と同じように、バンジョーボルドで接続するようになっています。そのボルトも付属しています。
ちなみに、ブレーキパッドは、ダウンヒル用に冷却フィン付やメタルパッドが選べますが、街中走るだけでなので、冷却フィンなしのレンジンタイプのパッドです。また、オートバイ並みの4ポッドキャリパーも売ってますね。惹かれますが、流石にオーバースペックです。

失敗したのが、ブレーキオイル。ブレーキレバーセットに付属しているのは分かっていたのですが、使用量の感覚が分からなかったので、オートバイの感覚で、右側の500mlのオイルを追加購入したのでした。しかし、左側のブレーキレバーセットに付属していた100mlで十分でした。
ちなみに、シマノの油圧ブレーキシステムは、ミネラルオイル(いわゆる鉱物オイル)です。0-10Wぐらいサラサラしています。ただのミシンオイルっぽいです。シマノ製は競技用でもこれを使うようですね。
自動車やバイクで使っているブレーキフルードとは違うので扱いが楽です。DOTは塗料侵すし、水分吸うからね。保管にも気を遣うのです。
海外メーカー製には、フルードにDOTを使うモノもありますが、自転車でそこまで必要なんですかね・・・。多分、オートバイと共有設計で、自転車用に設計されていないだけど思うんですけどね。
搭乗者含めてもたかだか総重量100kg以下だし、速度も100km/h出ないモノに運動エネルギーも少ないので、ブレーキの熱って、それほど溜まらない気がします。(そういえば、自転車で、走行後のブレーキローター触ったことないな・・・。停止直後は熱いとは思うが、真っ赤になるぐらいチンチンに熱くなることはないと思う。)
ちなみに、自転車のダウンヒルで最高速度は、223km/hだとか。でもかなり特殊な機材と状況で、ブレーキ性能関係ないしねぇ。自分も坂道で頑張って60km/hがやっとです。(なんか、いい歳して、バカっぽいですね。でも、どれぐらい出るか気になる。)
そうそう、自転車って、法律による制限速度はないそうです。なぜなら、速度計が義務付けられていないからだそうです。鎌倉の30km/h制限の坂道を、自動車と一緒に、50km/hぐらいで下るのだか、自動車は捕まって、自分は捕まらないはず。(本当か?ほんと、バカっぽい発想ですみません。)
話がそれましたが、戻ります。

ついでに、ブリーディングする道具も購入しておきました。油さしとシリコンチューブで、要は足りるのですが、あった方が便利で、高くもないので、ついでに購入しておきました。シマノ製が品切れだったので、中華製です。
いろいろなブレーキメーカーに合うよう、アダプターがたくさん付いていたのですが、マニュアルが難解で、さっぱり分からず。結局、ジョウゴ、ホース、注射器、キャッチタンクしか使いませんでしたね。

交換前の右のブレーキレバー周り。ワイヤーのブレーキです。Cannodale(PorMax?)ブランドのブレーキレバーです。モノは悪くはないのですが、ワイヤーのブレーキは、タッチがよろしくないです。

交換前のリアブレーキ周りで、Promaxというメーカーのキャリパーが付いています。これも低グレードな部品です。

交換前のフロントブレーキ周りで、こちらもPromaxのキャリパーが付いています。以前、変な異音していましたが、最近はしませんね。なんだったんだろうか。

取付は、まず、ブレーキキャリパーにブレーキホースを接続します。ゴムパッキンを忘れずに入れて、バンジョーボルトではめ込みます。

ホースとキャリパーを接続したところ。

前のケーブルをフレームから引き抜いたところ。フレームの中にホースを通すのですが、ここは電気工事の配線と同じで、元のケーブルにビニール紐でつないで、ラインを残してあります。あとはこのビニールの紐にホースを結んで、引き抜けば、ホースをフレームに通すのは一発です。
ちなみに、作業中はこんな感じで、マンションの玄関ポーチ内で作業します。作業中は人が通れません。ガレージとか、夢の夢ですね。

作業中の風景その2。エアコンの室外機の上に、工具箱を載せて作業します。ちょうど良い高さですが、意外とぐらつくので、作業台としは今一つです。レーシングカートをやっていた時のギヤレシオ表が工具箱の裏に張り付けたままですね。懐かしい。

ブレーキホースを、フレームの中を通し、ちょうど良い長さのところで、切ります。切断面をきれいにしないと、オイル漏れの原因になるとか。カッターで揃えて、ヤスリできれいにしておきました。
Youtubeで海外の交換ビデオみたら、斜めの切り口を構わずはめ込んでいて、かなり雑でしたね・・・。

ホースを切断したら、レバーのマスタシリンダーとの接続のため、インサートコネクタをホースに打ち込みます。マニュアルには、万力で挟んでハンマーで叩くよう書いてありますが、100円ショップで売っているクランプで挟み、手で持ってプラハンで叩いて入れ込みます。これが一番厄介だと思ったのですが、特に苦労なく入れられました。別売りのシマノの治工具を使うと楽にできるようですが、高いんですよね。買わなくてよかった。これで十分です。

ホースをブレーキのマスタシリンダーにセットし、ボルドで締めこんだら、ブレーキオイルの注入口にジョウゴをセットして、オイルを入れ、エア抜きします。車やオートバイと違って、リザーブタンクは付いていないので、こういうジョウゴが必要になります。レーシングカートのブレーキも同じでしたが、昔は、油さしにフルードを入れて、それをぶっ刺して交換してましたね。
ブリーディングはYoutubeでもたくさん解説しているので、参考にすると良いです(自己責任でお願いしますね)。
その昔、オートバイやら、レーシングカートのメンテでブレーキフルードの交換は自分でやっていたので、この辺りの作業は悩むことなく無問題です。泡が出きって、レバーのタッチが、カチッとしたら完了です。

昼からやって前後ブレーキの交換作業が終わったら暗くなってました。後半急いだので、写真を撮ってませんでしたね・・・。今回、ブレーキオイルは約30mlしか使わなかったようです。残りは570mlあるので、年1回交換するとして、あと10年は持ちますね・・・。
ハンドル周りのフィッテングに苦労して、夜になってしまったので、細かい調整は翌日に持ち越しました。

交換後のリヤブレーキ周り。まっ、ぱっと見、あまり違いはないですね。

交換後のフロントブレーキ周り。よく見ると、ローターは削れてスリ減ってますね。2年ぐらいしか使っていないのに、タイヤより減りが早いです。そんなハードブレーキしてるかな?(体重が重いんじゃない。ぼそっ。)
パッドのアタリが出るのに時間がかかるかと思ったら、そうでもないですね。数キロの走行ですぐ馴染みました。

一番苦労したのは、バンドル周りの調整です。この位置に落ち着いたのですが、これに至るまで、ブレーキレバー、変速レバー、グリップ、エンドバーを何度付け直したことか。

このブレーキレバーは、ハンドルバーとの接点が2か所になるので、幅をとります(その分、剛性が上がって、良く効くのですが)。そのため、変速レバーが干渉するのです。それを避けるのに、丁度良い位置が決まらないです。

結局、ブレーキは1フィンガーでも十分効くので、この位置で落ち着きました。バーエンドバーを握った時にも、ブレーキを掛けられて、便利な位置になりました。

ただ、ブレーキを優先した結果、変速レバーが近すぎて、やりづらい。右も同じです。ショートタイプのグリップを使って、バーエンドバーをこの位置にある状態なので、まだマシですが、通常サイズのグリップの場合は、さらに変な位置になるでしょうね。
ブレーキレバーがシマノの規格であるI-SPEC EVなので、変速レバーもI-SPEC EVであればよいのですが、既存の変速レバーは古いし、低グレードなので、そんな規格でもないので、まったく合わすです。
しかも、I-SPEC EV規格な変速レバーは、10/11/12速対応の新しい規格しかないので、変速レバーを変えるには、駆動系を総とっかえしないとダメなんですよね・・・。今、付いているのは9速なのです。
やるとしたら、最近流行りのフロントシングル化して、リアギヤをワイドレンジの11速化するのが良さそうです。12速にしたいが、ホイルハブも変えないといけないのでちょっと無理です。流石にスポークの張替まではできない。
今の良く使う段数のギア比を考慮して、部品を選ぶ必要がありますね。よく検討して、部品を購入することにします。
それまでは、当面は、これで我慢ですね。
油圧ブレーキは、ワイヤーブレーキと比べて、タッチが全然違いますね。非常にコントロールがやりやすいです。ガツンと良く効き、ロックしないようにコントロールしやすいと思います。ワイヤーの場合、レバーを握る力が、1.5倍ぐらい余計に必要なんじゃないですかね。
普通に街中を乗るだけだったら、ワイヤーで十分なんですが、油圧のカチっとしたレバーのタッチが何とも言えないです。無意味にブレーキをかけてしまいます。
上質な部品ってやっぱりよいですね。それだけに、このレバー周りのフィットしない感じが何とも残念です。
おしまい。
クランクセットの交換のため、Amazonを見ていたたら、油圧ディスクブレーキの部品がそれほど高くないと判ったので、ついでに購入してみました。

油圧ブレーキへ変更するために購入したパーツ類です。クランクセットの交換ついでというか、こっちがメインな感じになってますね。油圧化と言っても、ブレーキレバーからブレーキキャリパーまでの部品を全部取り換えるだけです。
購入したのは、ブレーキレバーセット、ブレーキキャリパーが2つ、ブレーキオイル、ブリーディングキットです。ブレーキディスクは、既存モノを使います。ディスクブレーキのサイズが同じなので、特にキャリパーのマウントアダプタ等は不要でした。
今回購入したのは、SLXというグレードで、シマノの自転車ブランドでも中上位のグレードです。
全部で2万円弱ぐらいでした。自転車のパーツは安いですね。競技用の最上位グレードはやたら高いですんですけどね。

ブレーキレバーセットの内容です。購入するとき、何が内容物なのかわからなくて、結構調べた経緯があり、参考に掲載しておきます。
セット内容は、ホース、オイル、組み込む時の治工具など、組むためのパーツが全て入っていて、ブレーキを全とっかえする場合は、左右別々に購入するよりも、お得なセットになっています。
今回はSLXというグレードですが、その上位グレードのXTでも良かったですね。価格差が2千円ぐらいしかなく、レバーの遊び調整ができました。
XTはキャリパーが高いんですよね。なので、グレードを合わせるため、SLXにしたのですが、レバーだけXTにしても問題なさそうでしたね。

キャリバーの内容物です。ブリーディング時やホイル外した時のスペーサーが付いています。SLXグレードから、ホースとキャリパーは、バイクや自動車と同じように、バンジョーボルドで接続するようになっています。そのボルトも付属しています。
ちなみに、ブレーキパッドは、ダウンヒル用に冷却フィン付やメタルパッドが選べますが、街中走るだけでなので、冷却フィンなしのレンジンタイプのパッドです。また、オートバイ並みの4ポッドキャリパーも売ってますね。惹かれますが、流石にオーバースペックです。

失敗したのが、ブレーキオイル。ブレーキレバーセットに付属しているのは分かっていたのですが、使用量の感覚が分からなかったので、オートバイの感覚で、右側の500mlのオイルを追加購入したのでした。しかし、左側のブレーキレバーセットに付属していた100mlで十分でした。
ちなみに、シマノの油圧ブレーキシステムは、ミネラルオイル(いわゆる鉱物オイル)です。0-10Wぐらいサラサラしています。ただのミシンオイルっぽいです。シマノ製は競技用でもこれを使うようですね。
自動車やバイクで使っているブレーキフルードとは違うので扱いが楽です。DOTは塗料侵すし、水分吸うからね。保管にも気を遣うのです。
海外メーカー製には、フルードにDOTを使うモノもありますが、自転車でそこまで必要なんですかね・・・。多分、オートバイと共有設計で、自転車用に設計されていないだけど思うんですけどね。
搭乗者含めてもたかだか総重量100kg以下だし、速度も100km/h出ないモノに運動エネルギーも少ないので、ブレーキの熱って、それほど溜まらない気がします。(そういえば、自転車で、走行後のブレーキローター触ったことないな・・・。停止直後は熱いとは思うが、真っ赤になるぐらいチンチンに熱くなることはないと思う。)
ちなみに、自転車のダウンヒルで最高速度は、223km/hだとか。でもかなり特殊な機材と状況で、ブレーキ性能関係ないしねぇ。自分も坂道で頑張って60km/hがやっとです。(なんか、いい歳して、バカっぽいですね。でも、どれぐらい出るか気になる。)
そうそう、自転車って、法律による制限速度はないそうです。なぜなら、速度計が義務付けられていないからだそうです。鎌倉の30km/h制限の坂道を、自動車と一緒に、50km/hぐらいで下るのだか、自動車は捕まって、自分は捕まらないはず。(本当か?ほんと、バカっぽい発想ですみません。)
話がそれましたが、戻ります。

ついでに、ブリーディングする道具も購入しておきました。油さしとシリコンチューブで、要は足りるのですが、あった方が便利で、高くもないので、ついでに購入しておきました。シマノ製が品切れだったので、中華製です。
いろいろなブレーキメーカーに合うよう、アダプターがたくさん付いていたのですが、マニュアルが難解で、さっぱり分からず。結局、ジョウゴ、ホース、注射器、キャッチタンクしか使いませんでしたね。

交換前の右のブレーキレバー周り。ワイヤーのブレーキです。Cannodale(PorMax?)ブランドのブレーキレバーです。モノは悪くはないのですが、ワイヤーのブレーキは、タッチがよろしくないです。

交換前のリアブレーキ周りで、Promaxというメーカーのキャリパーが付いています。これも低グレードな部品です。

交換前のフロントブレーキ周りで、こちらもPromaxのキャリパーが付いています。以前、変な異音していましたが、最近はしませんね。なんだったんだろうか。

取付は、まず、ブレーキキャリパーにブレーキホースを接続します。ゴムパッキンを忘れずに入れて、バンジョーボルトではめ込みます。

ホースとキャリパーを接続したところ。

前のケーブルをフレームから引き抜いたところ。フレームの中にホースを通すのですが、ここは電気工事の配線と同じで、元のケーブルにビニール紐でつないで、ラインを残してあります。あとはこのビニールの紐にホースを結んで、引き抜けば、ホースをフレームに通すのは一発です。
ちなみに、作業中はこんな感じで、マンションの玄関ポーチ内で作業します。作業中は人が通れません。ガレージとか、夢の夢ですね。

作業中の風景その2。エアコンの室外機の上に、工具箱を載せて作業します。ちょうど良い高さですが、意外とぐらつくので、作業台としは今一つです。レーシングカートをやっていた時のギヤレシオ表が工具箱の裏に張り付けたままですね。懐かしい。

ブレーキホースを、フレームの中を通し、ちょうど良い長さのところで、切ります。切断面をきれいにしないと、オイル漏れの原因になるとか。カッターで揃えて、ヤスリできれいにしておきました。
Youtubeで海外の交換ビデオみたら、斜めの切り口を構わずはめ込んでいて、かなり雑でしたね・・・。

ホースを切断したら、レバーのマスタシリンダーとの接続のため、インサートコネクタをホースに打ち込みます。マニュアルには、万力で挟んでハンマーで叩くよう書いてありますが、100円ショップで売っているクランプで挟み、手で持ってプラハンで叩いて入れ込みます。これが一番厄介だと思ったのですが、特に苦労なく入れられました。別売りのシマノの治工具を使うと楽にできるようですが、高いんですよね。買わなくてよかった。これで十分です。

ホースをブレーキのマスタシリンダーにセットし、ボルドで締めこんだら、ブレーキオイルの注入口にジョウゴをセットして、オイルを入れ、エア抜きします。車やオートバイと違って、リザーブタンクは付いていないので、こういうジョウゴが必要になります。レーシングカートのブレーキも同じでしたが、昔は、油さしにフルードを入れて、それをぶっ刺して交換してましたね。
ブリーディングはYoutubeでもたくさん解説しているので、参考にすると良いです(自己責任でお願いしますね)。
その昔、オートバイやら、レーシングカートのメンテでブレーキフルードの交換は自分でやっていたので、この辺りの作業は悩むことなく無問題です。泡が出きって、レバーのタッチが、カチッとしたら完了です。

昼からやって前後ブレーキの交換作業が終わったら暗くなってました。後半急いだので、写真を撮ってませんでしたね・・・。今回、ブレーキオイルは約30mlしか使わなかったようです。残りは570mlあるので、年1回交換するとして、あと10年は持ちますね・・・。
ハンドル周りのフィッテングに苦労して、夜になってしまったので、細かい調整は翌日に持ち越しました。

交換後のリヤブレーキ周り。まっ、ぱっと見、あまり違いはないですね。

交換後のフロントブレーキ周り。よく見ると、ローターは削れてスリ減ってますね。2年ぐらいしか使っていないのに、タイヤより減りが早いです。そんなハードブレーキしてるかな?(体重が重いんじゃない。ぼそっ。)
パッドのアタリが出るのに時間がかかるかと思ったら、そうでもないですね。数キロの走行ですぐ馴染みました。

一番苦労したのは、バンドル周りの調整です。この位置に落ち着いたのですが、これに至るまで、ブレーキレバー、変速レバー、グリップ、エンドバーを何度付け直したことか。

このブレーキレバーは、ハンドルバーとの接点が2か所になるので、幅をとります(その分、剛性が上がって、良く効くのですが)。そのため、変速レバーが干渉するのです。それを避けるのに、丁度良い位置が決まらないです。

結局、ブレーキは1フィンガーでも十分効くので、この位置で落ち着きました。バーエンドバーを握った時にも、ブレーキを掛けられて、便利な位置になりました。

ただ、ブレーキを優先した結果、変速レバーが近すぎて、やりづらい。右も同じです。ショートタイプのグリップを使って、バーエンドバーをこの位置にある状態なので、まだマシですが、通常サイズのグリップの場合は、さらに変な位置になるでしょうね。
ブレーキレバーがシマノの規格であるI-SPEC EVなので、変速レバーもI-SPEC EVであればよいのですが、既存の変速レバーは古いし、低グレードなので、そんな規格でもないので、まったく合わすです。
しかも、I-SPEC EV規格な変速レバーは、10/11/12速対応の新しい規格しかないので、変速レバーを変えるには、駆動系を総とっかえしないとダメなんですよね・・・。今、付いているのは9速なのです。
やるとしたら、最近流行りのフロントシングル化して、リアギヤをワイドレンジの11速化するのが良さそうです。12速にしたいが、ホイルハブも変えないといけないのでちょっと無理です。流石にスポークの張替まではできない。
今の良く使う段数のギア比を考慮して、部品を選ぶ必要がありますね。よく検討して、部品を購入することにします。
それまでは、当面は、これで我慢ですね。
油圧ブレーキは、ワイヤーブレーキと比べて、タッチが全然違いますね。非常にコントロールがやりやすいです。ガツンと良く効き、ロックしないようにコントロールしやすいと思います。ワイヤーの場合、レバーを握る力が、1.5倍ぐらい余計に必要なんじゃないですかね。
普通に街中を乗るだけだったら、ワイヤーで十分なんですが、油圧のカチっとしたレバーのタッチが何とも言えないです。無意味にブレーキをかけてしまいます。
上質な部品ってやっぱりよいですね。それだけに、このレバー周りのフィットしない感じが何とも残念です。
おしまい。
クランクセットの交換 [自転車]
最近、自転車に乗ると、よくチェーンが外れます。
基本的に、外れない仕組みになっているはずなのですが、なぜか、フロントギアからチェーンが落ちるのです。
しかも、坂道を上る、ここぞのタイミングでギアチェンジすると、「ガラガラ、ガツッ、ガチャーン」という感じで、チェーンが落ちてしまうのです。リカバリすぐできる時もあれば、嚙みこんで、なかなかリカバリできないことが多いです。イラっとしますよね。
以前の記事でもチェーンを交換して、しばらくは調子が良かったのですが、最近は良く外れるので、もう、フロントギアを交換します。

変更前の写真。チェーンは外しています。
調べると、もともと使っている部品は、SR Suntour という、よくわからないメーカー。もともと、日本のメーカのようですが、台湾の会社に買収されたようです。
自転車自体が、一番低いグレードなので、やっすい部品が付いているようです。
それなりに良いようですが、やっぱり、シマノの品質よりは良くないようです。安かろう悪かろうなんでしょうね。

それで、同じギア枚数、クランク長で、シマノ製を購入しました。シマノの中でも底辺のグレードで、ホームセンターなんかで売っている入門用のクロスバイクに使われている部品ですね。BB(ボトムブラケット)もそのままで交換できます。6千円ぐらいでした。
最近は、フロントギアをシングルにして、リアギアを11や12段にするのが流行りだそうです。
これを機会に、高いグレードのクランクセットにして、シングル化も考えましたが、現状、フロント3段は万遍なく使っており、これが1段だけになると非常に不安です。
しかも、現状、リヤは9段ギアが付いていますが、9段は、11、12段とのチェーンの互換性がないので、変更する場合は、チェーン、ディレイラー、シフトレバーを全部交換する必要があり、駆動系はフルとっ変えになり、3、4万コースとなることから、一旦、諦めます。車体の半額ですね・・・。
まぁ、車やバイクに比べれると安いんですがね・・・。マフラーやホイルの1個の値段で、自転車本体を買い替えられます・・・。

中身はこんなかんじ。当然、ギアとクランクしかありません。チェーンガードが付いていて、それがいまいちです。ガードなしもあるんですが、Amazonでは売っていませんでした。

クランク交換には、「コッタレスクランク 抜き」という工具が必要なので、これも一緒に購入しました。自転車は特殊工具は多いですね。どうせ、数回しか使わないので、台湾製の安い工具を購入しました。600円ぐらいです。

それで、外したクランクです。特に苦労もなく外せました。
チェーンが外れて噛みこんだ後なのか、結構、ギアが歪んでいます。これがチェーン落ちの原因ですかね。ギアも削れてしまって、やっすい材料を使っているんでしょうね。こりゃ、ダメだね。

部品を比較します。右のシマノ製が新しいクランクです。左側の旧部品は流行りのスポークタイプで、見栄えは良いんですが、材質がダメダメですね。重量はさほど変わらない感じです。シマノ製はギアにリブが入っていて、剛性感が全然違います。

クランクを交換して、チェーンをはめました。本体デザインにも合っているので、見た目もスッキリ。
それで、乗ってみたら、全然違いますね。ペダルを踏んだ時のダイレクト感が全く違います。チェーン落ちもなく、サクサク、ギヤチェンジできます。交換してよかったです。
低グレードな部品でこれだけ違うのだから、高グレードの部品に交換してみたくなります。
ギア比の計算もして、フロントシングル化も検討し、そのうちやろうと思います。
なぜならば、実は同時にブレーキも油圧化したので、その時に変速レバー問題があり、ギア交換もせざる得ない状況になってきたのでした。
ブレーキの油圧化は、次回に続く。
基本的に、外れない仕組みになっているはずなのですが、なぜか、フロントギアからチェーンが落ちるのです。
しかも、坂道を上る、ここぞのタイミングでギアチェンジすると、「ガラガラ、ガツッ、ガチャーン」という感じで、チェーンが落ちてしまうのです。リカバリすぐできる時もあれば、嚙みこんで、なかなかリカバリできないことが多いです。イラっとしますよね。
以前の記事でもチェーンを交換して、しばらくは調子が良かったのですが、最近は良く外れるので、もう、フロントギアを交換します。

変更前の写真。チェーンは外しています。
調べると、もともと使っている部品は、SR Suntour という、よくわからないメーカー。もともと、日本のメーカのようですが、台湾の会社に買収されたようです。
自転車自体が、一番低いグレードなので、やっすい部品が付いているようです。
それなりに良いようですが、やっぱり、シマノの品質よりは良くないようです。安かろう悪かろうなんでしょうね。

それで、同じギア枚数、クランク長で、シマノ製を購入しました。シマノの中でも底辺のグレードで、ホームセンターなんかで売っている入門用のクロスバイクに使われている部品ですね。BB(ボトムブラケット)もそのままで交換できます。6千円ぐらいでした。
最近は、フロントギアをシングルにして、リアギアを11や12段にするのが流行りだそうです。
これを機会に、高いグレードのクランクセットにして、シングル化も考えましたが、現状、フロント3段は万遍なく使っており、これが1段だけになると非常に不安です。
しかも、現状、リヤは9段ギアが付いていますが、9段は、11、12段とのチェーンの互換性がないので、変更する場合は、チェーン、ディレイラー、シフトレバーを全部交換する必要があり、駆動系はフルとっ変えになり、3、4万コースとなることから、一旦、諦めます。車体の半額ですね・・・。
まぁ、車やバイクに比べれると安いんですがね・・・。マフラーやホイルの1個の値段で、自転車本体を買い替えられます・・・。

中身はこんなかんじ。当然、ギアとクランクしかありません。チェーンガードが付いていて、それがいまいちです。ガードなしもあるんですが、Amazonでは売っていませんでした。

クランク交換には、「コッタレスクランク 抜き」という工具が必要なので、これも一緒に購入しました。自転車は特殊工具は多いですね。どうせ、数回しか使わないので、台湾製の安い工具を購入しました。600円ぐらいです。

それで、外したクランクです。特に苦労もなく外せました。
チェーンが外れて噛みこんだ後なのか、結構、ギアが歪んでいます。これがチェーン落ちの原因ですかね。ギアも削れてしまって、やっすい材料を使っているんでしょうね。こりゃ、ダメだね。

部品を比較します。右のシマノ製が新しいクランクです。左側の旧部品は流行りのスポークタイプで、見栄えは良いんですが、材質がダメダメですね。重量はさほど変わらない感じです。シマノ製はギアにリブが入っていて、剛性感が全然違います。

クランクを交換して、チェーンをはめました。本体デザインにも合っているので、見た目もスッキリ。
それで、乗ってみたら、全然違いますね。ペダルを踏んだ時のダイレクト感が全く違います。チェーン落ちもなく、サクサク、ギヤチェンジできます。交換してよかったです。
低グレードな部品でこれだけ違うのだから、高グレードの部品に交換してみたくなります。
ギア比の計算もして、フロントシングル化も検討し、そのうちやろうと思います。
なぜならば、実は同時にブレーキも油圧化したので、その時に変速レバー問題があり、ギア交換もせざる得ない状況になってきたのでした。
ブレーキの油圧化は、次回に続く。