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メモリ増設とメモリリーク [PC]

先日の記事で、Adobe Light Room (以降、LRで表記)を使っていたら、メモリが足りないと、投稿していますが、発注したメモリが届いたので、搭載します。

taskmanager_lr.jpg
こんな感じで、LRを使っていると、16GBの物理メモリを使い切ってました。使っているアプリは、WEBブラウザとLRのみなんですが・・・。

一応、現在のコンピュータシステムの主記憶装置のメモリについて補足しておきます。これでも、いろいろ国家資格も持ってますので。www

Windowsシステムは仮想メモリ機能搭載なので、主記憶装置のDIMMな物理メモリの領域を使い切っても、利用頻度が低いデータを補助記憶装置(HDD)へ書き出して、利用できるメモリ量を増やす機構を備えています。

ただ、物理メモリが不足すると補助記憶装置(HDD)へ書き出したり、補助記憶装置(HDD)へ書き出したデータを参照したりして、余計な処理が実行されるので、その分遅くなります。
最近、補助記憶装置は、HDDでなくSSDが主流になり、似たような半導体チップへ書き込むことになりますが、読み書き速度はシステムバス直結の主記憶装置なDIMMに比べて段違いに遅いです。

ということから、物理メモリは多い方が良いです。
とはいえ、メモリは値段が高いので、利用目的と、そのバランスが大事です。

確か、LRの推奨メモリは16GBのはずで、春先までは何の問題もなく使えていたはず。

LR_system.jpg
画像はAdobeサイトからの引用(2023/4/18に更新されている)です

それが、いつぞやのアップデート後、LR使ってしばらくすると、現像パラメタのスライダーを動かしても、反応が遅い場合が多々あり、バグなんだろう。すぐ改善されるだろう。と思って、あまり気にしなかったのですが、あまりにも遅すぎる・・・。

なので、上のタスクマネージャーを見ていたら、メモリ利用状況がカツカツでした。

まぁ、搭載メモリが16GBでは、心もとないなぁ、と最近考えていたので、メモリ増設します。

今のPCを組んだのは3年前ですね。当時は16GBで十分だったんですけどね。そろそろ、延命を考えないとダメか。思ったより早く来ましたね・・・。

まずはメモリです。DDR4のメモリも下落して安くなっていますね。16GBならば6千円位で購入できます。

IMG_1742.jpg
PCを組んだ当時は8GB×2枚を使っています。マザーボードには、メモリスロットが4枚分あり、その内2スロットに同じ8GB×2枚のメモリを増設すればよいと、当初は考えていました。

ちょっと、気になって、マザーボードのサポートページで確認してみました。どうやら、このマザーボードは、メモリによっては4枚刺しできないようです。
現在利用しているメモリがリストに載っていないのですが、安いメモリなので対応してなさそう。
購入して、マザーに刺してみたら、起動しないってありそう。うむーっ。危ない危ない。
(余談だが、このマザーボードは、最新Ryzen 5000シリーズが使えますね。CPUのアップグレードを検討しよう。)

仕方ないので、16GB×2枚を購入することにします。値段は1万円位になります。32GB×2枚だと、2万円以上するので、コストバランスを考えると、16GB×2枚が無難ですかね。

現在の搭載メモリは安定性を考慮して、PC3200タイプを購入しましたが、実績もあるようなので、クロックアップして、PC3600タイプにします。ちょっとだけ、性能アップします。

IMG_1741.jpg
届きました。今まで使っていた同じ製品のPC3600の16GB版です。

CPUZ_mem.jpg
マザーボードに装着して、BIOSで確認後、OSを起動して、メモリ容量を確認します。32GBに増設して、周波数も約1800Mzあります(DDRは表記の周波数の1/2となる)。

試しに、今までの、PC3200も同時にマザーボードに刺してみたら、ダメでした。電源オンと同時にピーピー言って、BIOSが起動しませんね。動作周波数が違うとダメらしいですね・・・。

TaskManager_memup.jpg
タスクマネージャー上でも、物理メモリ32GBあることを確認します。相変わらず、Windowsは、仮想メモリのメモリ量をどうやって決めているのか、分かりませんね・・・。

メモリ増設後は、少し早くなった気がします。
LRは問題なく動くんですが、やっぱり、時々、遅い時があるんですよね・・・。

resourcemon_after.jpg
リソースモニターを開いて、アプリ毎の使用メモリ調べたら、LRだけで13GBも消費している・・・。

1枚の画像編集する度に0.5GB増えていく感じです。折角、メモリ増設しても、これじゃ意味がなかったです。

こりゃ、このアプリはメモリリークしている疑いが強いです。OS側に原因側のあるのかも知れない。遅くなったら、LRの再起動が必要で、不便極まりないです。

他にも色々バグがありそう。

例えば、AIノイズリダクションを実行すると、フィルタ機能がリセットされたりしますね・・・。

決して安くもないソフトなのに、ユーザにバグ出しさせてどうすんだ。まったく。

その後、1時間ぐらいLRを使っていたら、突然LRが落ちました・・・。

resourcemon_after2.jpg
タスクマネージャーを見ると、メモリが90GBも使っていたので、リソースモニターを調べてみたら、エクスプローラが73GBも使っている・・・。LRは落ちた後なので、20GBはLRが使っていた計算になりますね。本当のメモリ不足で落ちたようですね・・・。

Windowsよ、お前もか・・・。

というか、昔から悪名高いWindowsなので、それほど驚きません。
最近、品質改善されたように見えましたが、相変わらずのようです。
LRのメモリリークもWindowsによって引き起こされている可能性もありますね・・・。

いずれにせよ、メモリを90GBも使うなんて、どう見てもシステムとしておかしいし、これではいくらメモリを積んでも不足しますね。
90GBの容量は、補助記憶装置が扱う領域の容量だし。

そろそろ、AIにプログラミングさせて、バグのないアプリを作っても良いのではないですかね・・・。

アプリの仕様を作るのは人間になるので、AIへアプリの仕様を伝える時に仕様不良を作る可能性もあるから、結果、バグが潜在することは変わらない可能性がありますが、メモリリークなどのリソース解放系のコーディングミスは減ると思う(現時点でもプログラムコードをチェックするプログラムもあるぐらいだし)。

AIが普及すれば、プログラマも廃業になるでしょうね。AIに命令する職業が生まれるとは思いますが、いずれすべてがAIがやってくれるかもしれませんね。

いずれにしても、早くバグを解消してほしいです。>マイクロソフト様、アドビ様
タグ:iPhone 12 mini
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青い森のヨッチン

Windows黎明期にメモリークリーナーとか言うメモリ解放無料ソフトを常駐させて一時的にメモリ不足をしのいでいたことを思いだしました。
自分のPCも16GBなんですが使い方によっては時々プチフリーズしています。
一時はメモリの急騰が心配されましたが落ち着いてきたようですね(SSDもかなり値段が落ちてきました)
by 青い森のヨッチン (2023-05-06 09:14) 

弐号

青い森のヨッチンさん
当時のWindowsのメモリ管理は、酷かったですよね。メモリの購入時期は見極めが大事ですよね。

扱うデータが大きくなるので、使用メモリが増えるのは致し方ないのですが、無制限に増えるのは勘弁ですね。

by 弐号 (2023-05-06 10:42) 

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