LightRoomのノイズ除去 [写真]
さて、フォトコンの応募も終わり、夏も終わり、休日はダラダラしています。
先日の記事で、LightRoomのノイズリダクションについて触れましたが、今回は、どれだけ凄いのかの紹介です。
特にノイズが酷い写真で、試してみます。
EOS R6 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮影しました。絞りF4.5、シャッター速度1/250秒、ISO6400で撮影されています。まぁ、小さい画面では見れなくはないですが、拡大するとノイズが目立ちます。
拡大するとこんな感じです。
従来からあるノイズ軽減機能を手動で調整するとこんな感じで、ノイズはなくなりますが、モヤッとして解像感もなくなります。
新しいノイズ除去機能を実行するとこんな感じです。ブログ用の解像度を落としたJpegファイルだと分かり難いですが、解像感を維持したままノイズを除去してくれます。
実際の「ノイズ除去」実行後の画像です。うーん。この解像度のJPEGだとあまり違いが出ませんね・・・。
前後の表示をさせるとこんな感じです。
ノイズの除去方法ですが、LightRoomの現像画面で、「ディテール」の「ノイズ除去」を行います。この機能は今年の春ぐらいにリリースされています。サブスク契約している人ならば、最新バージョンのアップデートすれば使えます。
ノイズ除去は、輪郭を補正する「強化」と同じ部類のようですね。「強化」か「ノイズ除去」のどちらか排他で選択しかできないようです。また、「ノイズ除去」は新たなファイルサイズがちょっと大き目なDNGファイルを作りますが、「強化」のようにRAWファイルが4倍になることはないです。
ちなみに、「強化」はCPUパワーで処理しますが、「ノイズ除去」はビデオカードの3Dレンダリングエンジンを使うようです。
なので、自分のPC環境では、この「ノイズ除去」は1枚5分ぐらいかかります。
ノイズ除去実行中に、タスクマネージャーを開くと、CPUの利用率は低く、GPUの3Dレンダリングエンジンの使用率がほぼ100%となっており、GPUがボトルネックになっているのが分かります。
やっぱり、エントリークラスのGeForce GTX 1650では、厳しいですね。
中堅クラスのRTX4060辺りにアップデートすれば速く処理できるでしょうか。
こういったノイズ除去は、カメラメーカー提供の現像ソフトよりも、かなり強力です。
Canonの場合は現像ソフトは、DPPになりますが、こちらは、レンズ補正機能が強力なんですよね。
どちらを使うか悩みます。
DPPでレンズ補正をかけた後、LightRoomに連携するのが良いんですが、DPPがまた遅くて使い勝手悪いんですよね・・・。
なので、最近はフォトコン応募作品でも、LightRoomだけで現像してます。
PCのビデオカードをアップグレードしたくなるのですが、この上となると、NVIDIA RTX4060クラスになりますが、5万円位するので、新たなレンズ購入するのか悩むところです。
最近出たRFマウントのパンケーキレンズが欲しいなぁ。
先日の記事で、LightRoomのノイズリダクションについて触れましたが、今回は、どれだけ凄いのかの紹介です。
特にノイズが酷い写真で、試してみます。
EOS R6 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮影しました。絞りF4.5、シャッター速度1/250秒、ISO6400で撮影されています。まぁ、小さい画面では見れなくはないですが、拡大するとノイズが目立ちます。
拡大するとこんな感じです。
従来からあるノイズ軽減機能を手動で調整するとこんな感じで、ノイズはなくなりますが、モヤッとして解像感もなくなります。
新しいノイズ除去機能を実行するとこんな感じです。ブログ用の解像度を落としたJpegファイルだと分かり難いですが、解像感を維持したままノイズを除去してくれます。
実際の「ノイズ除去」実行後の画像です。うーん。この解像度のJPEGだとあまり違いが出ませんね・・・。
前後の表示をさせるとこんな感じです。
ノイズの除去方法ですが、LightRoomの現像画面で、「ディテール」の「ノイズ除去」を行います。この機能は今年の春ぐらいにリリースされています。サブスク契約している人ならば、最新バージョンのアップデートすれば使えます。
ノイズ除去は、輪郭を補正する「強化」と同じ部類のようですね。「強化」か「ノイズ除去」のどちらか排他で選択しかできないようです。また、「ノイズ除去」は新たなファイルサイズがちょっと大き目なDNGファイルを作りますが、「強化」のようにRAWファイルが4倍になることはないです。
ちなみに、「強化」はCPUパワーで処理しますが、「ノイズ除去」はビデオカードの3Dレンダリングエンジンを使うようです。
なので、自分のPC環境では、この「ノイズ除去」は1枚5分ぐらいかかります。
ノイズ除去実行中に、タスクマネージャーを開くと、CPUの利用率は低く、GPUの3Dレンダリングエンジンの使用率がほぼ100%となっており、GPUがボトルネックになっているのが分かります。
やっぱり、エントリークラスのGeForce GTX 1650では、厳しいですね。
中堅クラスのRTX4060辺りにアップデートすれば速く処理できるでしょうか。
こういったノイズ除去は、カメラメーカー提供の現像ソフトよりも、かなり強力です。
Canonの場合は現像ソフトは、DPPになりますが、こちらは、レンズ補正機能が強力なんですよね。
どちらを使うか悩みます。
DPPでレンズ補正をかけた後、LightRoomに連携するのが良いんですが、DPPがまた遅くて使い勝手悪いんですよね・・・。
なので、最近はフォトコン応募作品でも、LightRoomだけで現像してます。
PCのビデオカードをアップグレードしたくなるのですが、この上となると、NVIDIA RTX4060クラスになりますが、5万円位するので、新たなレンズ購入するのか悩むところです。
最近出たRFマウントのパンケーキレンズが欲しいなぁ。
カメラ機材にPCパーツ・・・
色々大変ですが、それだけ投資する価値はありますね〜
by an-kazu (2023-09-14 08:24)
an−kazuさん
まぁ、フィルム代、現像代、プリント代を考えれば、昔も今も変わらないかもしれませんね。
今の時代は、コンピュテーショナルフォトグラフィーですからね。投資先が変わります。
by 弐号 (2023-09-14 23:39)
SILKYPIXのノイズ除去ソフトが優秀だと聞きましたが
試したところ、自分的にはLightroomのノイズ除去の方が
強力でした。
ビデオボードはGeForce GTX 750 TiからGeForce GTX 1660 SUPERにアップグレードしました。
by starwars2015 (2023-09-15 14:23)
starwars2015さん
DxOのノイズ除去も優れてるとも聞いていますが、Lightroomの新機能で充分ですよね。
ビデオカードは悩みますが、今後、色々なアプリでAIが使われ、GPUのレンダリングエンジンが多様されると思われるので、先行投資したほうが良いかもしれませんね。
by 弐号 (2023-09-15 18:18)