レンズの撮り比べ [写真]
先日の大雪で暇だったので、手持ちレンズの違いを測ってみました。
レンズは、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM と EF 24-105mm F4L IS です。
ボディは、EOS 70Dです。
焦点距離もF値の違うレンズで何を測るんだ?と言われるかも知れませんが、それぞれのレンズの癖を把握したいので、色々試してみます。
雑誌とかレビューを見れば済むと思いますが、体を使って練習しなければ、身に付きませんからね。
まずは、違いが分かるように、同一環境になるよう撮影環境をセッティングします。
こんな感じです。光源は、もちろん先日購入したLEDライトをホットシューに載せて使います。
被写体は、折角なので、以前作成したレンズ調整用のターゲットを使います。
これは、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM、撮影距離50cm、F8.0、1/25秒、ISO100です。
色々試したのですが、色々掲載しても、容量の無駄遣いになりそうなので、参考になりそうなものをピックアップして掲載します。
違いが分かり易いようにトレミングしています。現像はLightRoomでトレミングのみです(AdobeRGBからsRGBの色空間変換はしています)。
まずは、同じ撮影距離で同じ絞りの違いです。
撮影距離:50cm、焦点距離:24mmにしています。絞り値はいつも自分が使う3つで測ってみます。
F4.0、1/100秒の場合:
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
EF 24-105mm F4L IS
F5.6、1/50秒の場合:
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
EF 24-105mm F4L IS
F8.0、1/25秒の場合:
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
EF 24-105mm F4L IS
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM側は、絞りで違いが出ません。もうちょっと、絞りの振り幅を大きくすれば良かったかもしれません。EF 24-105mm F4L ISは絞りこんでいくと解像度が上がるのが分かります。(画面ではちょっとわかりずらいですが。)
次ぎは、撮影距離を調整して、似たような画角での、ボケ具合をみてみます。ボケを見たいので、絞りは開放です。
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
撮影距離30cm、焦点距離35mm、F1.8、1/800秒、ISO100。
焦点位置付近の拡大。被写界深度は2mmぐらい。
EF 24-105mm F4L IS
撮影距離50cm、焦点距離105mm、F4.0、1/100秒、ISO100。
焦点位置付近の拡大。被写界深度は20mmぐらい。
前から気になっていましたが、ボケが始まるぐらいのところに、パープルフレンジっぽいものが出ています。
これ、なんですかね?
どちらのレンズも同じ様に出ていますが、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの方が強く出る感じがします。
あと、EF 24-105mm F4L ISは、撮影距離があるので、どうしても、平坦な絵になってしまいます。
立体感を出すには、なるべく近づけるレンズが良いということが言えるのでしょうか。
撮影距離による違いまでは見ていないので、なんとも言えませんが、EF 24-105mm F4L ISは、全体的に解像感が悪い印象です。
設計も古いし、4倍ズームな便利ズームなので、画質と言う点ではしょうがないかなと思います(にしても値段が高いが)。
とはいえ、発色についてはEF 24-105mm F4L ISの方が好きだったりします。人物を撮るには良いかも知れません。
で、今回の測定で分かったことは、
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
キッチリ撮れます。物撮り、風景には持ってこい。
人物を撮るにはボケ味を生かして撮ると良いかな。
EF 24-105mm F4L IS
絞り次第で絵作りを変えられる。
キッチリと線を出したい場合はまず絞る。と言う感じで、絞りで使い分けをすれば良いかも。
ですかね。
レンズは、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM と EF 24-105mm F4L IS です。
ボディは、EOS 70Dです。
焦点距離もF値の違うレンズで何を測るんだ?と言われるかも知れませんが、それぞれのレンズの癖を把握したいので、色々試してみます。
雑誌とかレビューを見れば済むと思いますが、体を使って練習しなければ、身に付きませんからね。
まずは、違いが分かるように、同一環境になるよう撮影環境をセッティングします。
こんな感じです。光源は、もちろん先日購入したLEDライトをホットシューに載せて使います。
被写体は、折角なので、以前作成したレンズ調整用のターゲットを使います。
これは、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM、撮影距離50cm、F8.0、1/25秒、ISO100です。
色々試したのですが、色々掲載しても、容量の無駄遣いになりそうなので、参考になりそうなものをピックアップして掲載します。
違いが分かり易いようにトレミングしています。現像はLightRoomでトレミングのみです(AdobeRGBからsRGBの色空間変換はしています)。
まずは、同じ撮影距離で同じ絞りの違いです。
撮影距離:50cm、焦点距離:24mmにしています。絞り値はいつも自分が使う3つで測ってみます。
F4.0、1/100秒の場合:
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
EF 24-105mm F4L IS
F5.6、1/50秒の場合:
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
EF 24-105mm F4L IS
F8.0、1/25秒の場合:
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
EF 24-105mm F4L IS
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM側は、絞りで違いが出ません。もうちょっと、絞りの振り幅を大きくすれば良かったかもしれません。EF 24-105mm F4L ISは絞りこんでいくと解像度が上がるのが分かります。(画面ではちょっとわかりずらいですが。)
次ぎは、撮影距離を調整して、似たような画角での、ボケ具合をみてみます。ボケを見たいので、絞りは開放です。
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
撮影距離30cm、焦点距離35mm、F1.8、1/800秒、ISO100。
焦点位置付近の拡大。被写界深度は2mmぐらい。
EF 24-105mm F4L IS
撮影距離50cm、焦点距離105mm、F4.0、1/100秒、ISO100。
焦点位置付近の拡大。被写界深度は20mmぐらい。
前から気になっていましたが、ボケが始まるぐらいのところに、パープルフレンジっぽいものが出ています。
これ、なんですかね?
どちらのレンズも同じ様に出ていますが、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMの方が強く出る感じがします。
あと、EF 24-105mm F4L ISは、撮影距離があるので、どうしても、平坦な絵になってしまいます。
立体感を出すには、なるべく近づけるレンズが良いということが言えるのでしょうか。
撮影距離による違いまでは見ていないので、なんとも言えませんが、EF 24-105mm F4L ISは、全体的に解像感が悪い印象です。
設計も古いし、4倍ズームな便利ズームなので、画質と言う点ではしょうがないかなと思います(にしても値段が高いが)。
とはいえ、発色についてはEF 24-105mm F4L ISの方が好きだったりします。人物を撮るには良いかも知れません。
で、今回の測定で分かったことは、
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
キッチリ撮れます。物撮り、風景には持ってこい。
人物を撮るにはボケ味を生かして撮ると良いかな。
EF 24-105mm F4L IS
絞り次第で絵作りを変えられる。
キッチリと線を出したい場合はまず絞る。と言う感じで、絞りで使い分けをすれば良いかも。
ですかね。
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