エアコン掃除 [日記その他]
稲刈りが終わったら、急に台風が来たりして天候が不順になり、色々な予定が狂ってます。
脱穀が終わってしまったので、先日は、リビングのエアコンの掃除をしてみました。
最近、リビングのエアコンの効きが悪いです。リビングはシャープ製です。プラズマクラスターイオン搭載で人気が出ていたやつです。12,3年使っているので、そろそろ交換かと思ってました。
でも、今年は寝室と子供部屋(仕事部屋になってる)のエアコンを付け替えたばかりで、エアコンにこれ以上に出費は避けたいところ。特にリビングのエアコンは対応畳数が大きいので、値段が高いです。
て、よく見てみると、室外機とのパイプが激しく結露するので、熱交換器が何らかの理由で空気を冷やせていないのが原因だと思って、隙間から熱交換器を見ると、埃がびっしり・・・。
このエアコン、掃除機能が付いてフィルタの掃除はしてくれているが、意味がないです・・・。
一回、市販されているエアコン洗浄用のスプレーで洗浄を試みたのですが、その後、水漏れがしてきました。
恐らく、埃などが、ドレインパンかドレインホースを詰まらせているのだと思いました。ドレインホースを確認する限り、こちらは問題なく、ドレインパンのどこかで排水をふさいでいるようです。
エアコンは、空気を冷やすので、熱交換器は結露するので、その水を排水してやる必要があります。
これが、カビを発生させたり、埃と混じって、ヘドロ化し、ドレインパンに堆積して、詰まらせるのです。
ということで、分解掃除してみます。
エアコンの分解掃除は、メーカーの保証外です。メーカーのサービスもあるようですね。
掃除業者に頼んでも良いんですが、掃除機能が付いているエアコンは対象外のところが多くて、対応してくれる業者も2万円以上します。
なので、自分で、分解掃除をします。どうせ、買い替えも検討しているので、ダメ元です。
奥さんは、リビングで大がかりな掃除をするので、怪訝な顔をしてます。
家族でリビングに一番長く居る人の顔には「さっさと新品を買え」と、書いていましたが、この出費によって、またカメラの購入を遅らせるわけにはいかないのです。
作業前に、Youtubeやら、掃除業者のサイトを検索して、該当機種の分解方法などを確認しておきます。
Youtubeは素晴らしいですね。丁寧に解説する動画が多くて、参考になります。
まずは、電源コンセント外して、大型ルーバやら外します。
外装パーツを外したところ。外装パーツを外すと、腐った水の匂いが臭くてたまりません。
掃除ロボットの配線を基盤から外します。基盤は左右にあるので大変です。なんで、こんな複雑なんですかね。コネクタが何本もあります。
製造コスト考えると、設計部門はもう少し時間をかけて、後工程を考えて製品設計したほうが、全体コストが抑えられる気がします。
製品は、目の付け所がシャープかもしれませんが、内部構造がシャープじゃないですね。これじゃ、会社が潰れるのもうなづけます。
掃除ロボットを外したところ。前回、スプレーしたところ以外は、埃が堆積しています。
熱交換器の下にあるドレインパンには、ヘドロがかなり堆積してます。臭いの原因はこれですね。
一旦、埃を取ってキレイにしておきます。
画像の左にある白いパーツが、掃除ロボットが掃除して出た埃を室外に排出する排気ファンです。これが部屋の空気を換気(排気のみ)してくれますが、埃が詰まっていて、埃が廃棄できない状態でした。
そこであふれた埃は、ドレインパンに落ちる仕組みになっているのですが、それがドレインパンを詰まらせる原因になっているようです。もう、構造的な欠陥になっていますね。
そのためか、外装パーツを外さなくても、ドレインパンに水を流して掃除できるメンテナンス口を見つけたのですが、そんなことは、取説には何も記載がないです。どうなっているんだが。
シャープという会社が一気に嫌いになりました。
ラジエターに水をかけてみると、背面にある熱交換器のドレインパンから、水が漏れているようです。
最近のエアコンは、ラジエターがファンを囲おうようについているので、背面にもドレインパンがあります。
ただ、背面ドレインパンにはアクセスできないんですね。エアコンを壁から外してのメンテナス方法しかないようです。
どうしたものかと、思っていたら、左側に背面ドレインパンにつながっていると思われる排水口を見つけました。
右側ばかり探していたのですが、左側にありました。思ったより小さくて、これでは、すぐ詰まりますね。
その排水口に配管掃除ブラシを突っ込んだら、カビの塊と埃の混じった汚水が、ダラダラと、かなりの量が流れてきました(先に養生しておいてよかった)。
やっぱり、背面ドレインパンが詰まっていたようです。ラジエターに水をかけながら、配管掃除ブラシで汚水が出なくなるまで掃除します。
水漏れの原因が分かったので、エアコンの周りを養生を念入りにして、熱交換器の清掃に入ります。
特にモーターやら基盤類はしっかりと養生して水がかからないようにします。
養生したら、洗剤(マジックリンみたいなやつ)を振りかけて、しばらく置いた後、ケルヒャーで高圧洗浄します。
普通、噴霧器みないなものを使うみたいですが、ちまちまやってられず、豪快に高圧洗浄します(強さは最弱ですが)。
体に悪そうな黒い液体がどんどん出てきます。排水がキレイになるまで、洗浄していきます。結局バケツ2杯分ですね。分解掃除前にやった洗浄スプレーをしていなかったら、もっと汚いんでしょうね。
こんな機械から排出される空気を吸っていたのかと思うと、ぞっとします。
外したパーツやらドレインパンも、きれいにしておきます。昼から始めましたが、外が暗くなっています。
後は、逆の手順で、部品を組んでいきます。もう、部品とネジが多くて、うっかり忘れかけたネジがありましたが、無事、組みあがって、電源を入れます。
掃除した後のエアコンから出る空気は、よく冷却され、匂いもありません。キレイな感じがします。
これで、このエアコンは、あと2,3年は持ちますかね。
今回の作業は、途中、買い物に行ったりしたのですが、丸1日かかりました。
これで、構造がかなり理解できたので、次回からは、サクッとできるはずなので、1年1回は掃除したほうがよさそうですね。
少なくとも、iPadの電池交換よりは楽です。
なお、自分で掃除する場合は、自己責任でお願いします。
脱穀が終わってしまったので、先日は、リビングのエアコンの掃除をしてみました。
最近、リビングのエアコンの効きが悪いです。リビングはシャープ製です。プラズマクラスターイオン搭載で人気が出ていたやつです。12,3年使っているので、そろそろ交換かと思ってました。
でも、今年は寝室と子供部屋(仕事部屋になってる)のエアコンを付け替えたばかりで、エアコンにこれ以上に出費は避けたいところ。特にリビングのエアコンは対応畳数が大きいので、値段が高いです。
て、よく見てみると、室外機とのパイプが激しく結露するので、熱交換器が何らかの理由で空気を冷やせていないのが原因だと思って、隙間から熱交換器を見ると、埃がびっしり・・・。
このエアコン、掃除機能が付いてフィルタの掃除はしてくれているが、意味がないです・・・。
一回、市販されているエアコン洗浄用のスプレーで洗浄を試みたのですが、その後、水漏れがしてきました。
恐らく、埃などが、ドレインパンかドレインホースを詰まらせているのだと思いました。ドレインホースを確認する限り、こちらは問題なく、ドレインパンのどこかで排水をふさいでいるようです。
エアコンは、空気を冷やすので、熱交換器は結露するので、その水を排水してやる必要があります。
これが、カビを発生させたり、埃と混じって、ヘドロ化し、ドレインパンに堆積して、詰まらせるのです。
ということで、分解掃除してみます。
エアコンの分解掃除は、メーカーの保証外です。メーカーのサービスもあるようですね。
掃除業者に頼んでも良いんですが、掃除機能が付いているエアコンは対象外のところが多くて、対応してくれる業者も2万円以上します。
なので、自分で、分解掃除をします。どうせ、買い替えも検討しているので、ダメ元です。
奥さんは、リビングで大がかりな掃除をするので、怪訝な顔をしてます。
家族でリビングに一番長く居る人の顔には「さっさと新品を買え」と、書いていましたが、この出費によって、またカメラの購入を遅らせるわけにはいかないのです。
作業前に、Youtubeやら、掃除業者のサイトを検索して、該当機種の分解方法などを確認しておきます。
Youtubeは素晴らしいですね。丁寧に解説する動画が多くて、参考になります。
まずは、電源コンセント外して、大型ルーバやら外します。
外装パーツを外したところ。外装パーツを外すと、腐った水の匂いが臭くてたまりません。
掃除ロボットの配線を基盤から外します。基盤は左右にあるので大変です。なんで、こんな複雑なんですかね。コネクタが何本もあります。
製造コスト考えると、設計部門はもう少し時間をかけて、後工程を考えて製品設計したほうが、全体コストが抑えられる気がします。
製品は、目の付け所がシャープかもしれませんが、内部構造がシャープじゃないですね。これじゃ、会社が潰れるのもうなづけます。
掃除ロボットを外したところ。前回、スプレーしたところ以外は、埃が堆積しています。
熱交換器の下にあるドレインパンには、ヘドロがかなり堆積してます。臭いの原因はこれですね。
一旦、埃を取ってキレイにしておきます。
画像の左にある白いパーツが、掃除ロボットが掃除して出た埃を室外に排出する排気ファンです。これが部屋の空気を換気(排気のみ)してくれますが、埃が詰まっていて、埃が廃棄できない状態でした。
そこであふれた埃は、ドレインパンに落ちる仕組みになっているのですが、それがドレインパンを詰まらせる原因になっているようです。もう、構造的な欠陥になっていますね。
そのためか、外装パーツを外さなくても、ドレインパンに水を流して掃除できるメンテナンス口を見つけたのですが、そんなことは、取説には何も記載がないです。どうなっているんだが。
シャープという会社が一気に嫌いになりました。
ラジエターに水をかけてみると、背面にある熱交換器のドレインパンから、水が漏れているようです。
最近のエアコンは、ラジエターがファンを囲おうようについているので、背面にもドレインパンがあります。
ただ、背面ドレインパンにはアクセスできないんですね。エアコンを壁から外してのメンテナス方法しかないようです。
どうしたものかと、思っていたら、左側に背面ドレインパンにつながっていると思われる排水口を見つけました。
右側ばかり探していたのですが、左側にありました。思ったより小さくて、これでは、すぐ詰まりますね。
その排水口に配管掃除ブラシを突っ込んだら、カビの塊と埃の混じった汚水が、ダラダラと、かなりの量が流れてきました(先に養生しておいてよかった)。
やっぱり、背面ドレインパンが詰まっていたようです。ラジエターに水をかけながら、配管掃除ブラシで汚水が出なくなるまで掃除します。
水漏れの原因が分かったので、エアコンの周りを養生を念入りにして、熱交換器の清掃に入ります。
特にモーターやら基盤類はしっかりと養生して水がかからないようにします。
養生したら、洗剤(マジックリンみたいなやつ)を振りかけて、しばらく置いた後、ケルヒャーで高圧洗浄します。
普通、噴霧器みないなものを使うみたいですが、ちまちまやってられず、豪快に高圧洗浄します(強さは最弱ですが)。
体に悪そうな黒い液体がどんどん出てきます。排水がキレイになるまで、洗浄していきます。結局バケツ2杯分ですね。分解掃除前にやった洗浄スプレーをしていなかったら、もっと汚いんでしょうね。
こんな機械から排出される空気を吸っていたのかと思うと、ぞっとします。
外したパーツやらドレインパンも、きれいにしておきます。昼から始めましたが、外が暗くなっています。
後は、逆の手順で、部品を組んでいきます。もう、部品とネジが多くて、うっかり忘れかけたネジがありましたが、無事、組みあがって、電源を入れます。
掃除した後のエアコンから出る空気は、よく冷却され、匂いもありません。キレイな感じがします。
これで、このエアコンは、あと2,3年は持ちますかね。
今回の作業は、途中、買い物に行ったりしたのですが、丸1日かかりました。
これで、構造がかなり理解できたので、次回からは、サクッとできるはずなので、1年1回は掃除したほうがよさそうですね。
少なくとも、iPadの電池交換よりは楽です。
なお、自分で掃除する場合は、自己責任でお願いします。
2020-09-12 18:46
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コメント(6)
すごいですね。完全に街の電気屋さんですね。
水圧でアルミのフィンとか曲がりませんでしたか?
自分がやると、すぐ曲げてしまいます。
by starwars2015 (2020-09-12 23:42)
電気工事士の資格を持っていたりするので、本当に電気屋になれます。笑)
大丈夫でしたよ。最弱で噴射したし、別途購入したショートタイプのノズルだったので、噴射力は少し弱いみたいです。
by 弐号 (2020-09-13 10:51)
室内でケルヒャー!
恐れ入りますm(__)m
by JM7XZC (2020-09-13 15:55)
業者に2万円払ってもここまではやってくれないですよね~
アイリスオーヤマの格安エアコンはユーザーが使っていない機能を削って価格を安くしたそうですがその削除された機能が自己クリーング機構だったと思います。
by 青い森のヨッチン (2020-09-13 20:04)
JM7XZCさん
養生していたので、少し床が濡れた程度で済んでます。
高圧の方が綺麗になって良いですね。
by 弐号 (2020-09-14 07:36)
青い森のヨッチンさん
メーカー製でも底辺のモデルは掃除機能が無いので、次回購入時はこの辺りを狙います。
by 弐号 (2020-09-14 07:38)